こんばんは。石川です。
色々な人と話していて、気になった事があります。
それは、
「お金の”儲け方”は考えるけど、
お金の”使い方”を疎かに考えている方が多い」
という事です。
本質で言えば、稼ぐ事も投資する事も
「価値(エネルギー)の循環」
の一部です。
循環を良くするためには、
稼ぎ方、投資の仕方を最適化する必要があります。
稼ぎ方で言えば、お金というのは
「価値を提供した結果」
として戻ってくる物質化された物の一つです。
だから、人脈、出会い、智慧、才能、閃きなど、
違う形で還ってくる事も往々にしてあります。
逆に、価値を提供せずにお金を頂こうとする人は、
相手からエネルギーを奪おうとします。
商品を紹介する時は
「相手からエネルギーを奪う」
話をします。
お客さんからエネルギーが奪われると、
判断力や意志力が低下します。
判断する力を無くさせることで、
脳の内側(動物的)を働かせます。
簡単に言えば、欲望の奴隷状態にさせるという事です。
その結果、理性的な判断ができなくさせて、
感情に訴えかけて購入させます。
その結果、提供した側にはお金は入りますが、
お客さんからの「ネガティブなフィードバック」が還ってきます。
「これは私が買うって決めたんじゃない!」
みたいなクレームがたくさん入るようになります。
なぜなら、判断力のある状態であれば
買わないような商品だと、
エネルギー回復した後に気がつくからです。
ネガティブなフィードバックは、
クレーム、ウェブサイトのレビュー、口コミ等、
色々な形として現れます。
その結果、ビジネスが続かなくなるのです。
この理由は、
「価値の循環が滞ってしまった」
結果です。
特に「稼ぎ方」が間違えていたのです。
次にお金の投資先の話に移ります。
これも「稼ぐ」事と同じくらい大事です。
ポイントとしては、
「どの人(ビジネス)を応援したいか?」
と考えて投資しましょう。
お金を投票権だと捉えて下さい。
とすれば、たくさんお金があれば、
その分投票権を多く持っている事になります。
そして、たくさん投票された人(会社)は生き残ります。
逆に投票されなかった会社は倒産します。
僕がお金を払う基準は、
「これが欲しいから!」ではありません。
どちらかと言えば、
「この人(会社)を応援したいから!」
を優先しています。
そして、そのお店(人、ビジネス)に
積極的にお金を払う意識を持っています。
例えば、A社とB社があって、
A社の方が安いけど、
B社の方が良い思いでやっている。
その場合は、B社から買う。
という感じです。
それによってB社に「投票」している事になります。
「これからもいいモノ提供してね−」
「今までから質の良いものありがとう!」
という思いを込めて支払いをしています。
もっと言えば、僕が支払ったお金が、
そのサービスを提供してくれている従業員やオーナーに渡り、
そのお金が配達してくれたトラック会社の人に行ったり、
配達元の農家や畑で働いている人に渡っている、
という意識で渡すように心がけています。
逆に経営者側の視点から言えば、
「応援されるビジネスを作る」
という事が重要になります。
その為にはどうしたらいいか?
人から応援されるためには、
「こうした方がビジネス的には楽だけど、あえてそうしない!」
を作ることが大事です。
「こうしたら稼げるけど、あえてそのやり方はしない」
というイメージです。
その分ハードルは上がります。
売上も一時期は下がることも多々起こります。
一時期と言っても、数週間という短期間ではなく、
数ヶ月間から数年厳しい状況を迎えるケースもあるでしょう。
しかし、還ってくるものが確実にあります。
例えば、同じような良い思いを持った人に共感されるようになります。
「掲げている理想の未来を体現したい」
という想いに共感してくれる人がサポートしてくれます。
その際には「応援料」を込みで、
少し高い値段でも払ってくれるのです。
僕もサポートしているカフェ(A)が地元にあります。
そのカフェは、そこから5分ぐらい先にあるカフェ(B)よりも高いです。
値段だけでお店を選ぶのであれば、
5分ほど歩いてそちらのカフェに行きます。
しかし、あえてAのカフェに行くのは、
掲げている理念に共感しているからです。
実はこのカフェ、オーガニックカフェなのですが、
店の雰囲気にまで気を使っています。
カフェって回転率重視しているので、
椅子とかあえて座り心地良くないもの用意したりしています。
(悪くは無いけど良くも無いレベル)
しかし、このカフェは質を全く落としません。
ラテを先日頼んだのですが、その器のきれいなこと。
そこのオーナーが歩いていたので聞いたんです。
「これ、オシャレで品のある器ですねー。」
そうしたら答えが
「でしょー。高かったんですよー。もう多分どこにも売ってないんです」
との事。
「高かったんですよー」と言うのがいいかは別として笑
こだわっている想いが伝わってきました。
ぶっちゃけ、そこまでしないでも、
味だけにこだわるなら、普通の器でいいわけです。
しかしあえて高級な器を用意した。
毎回このカフェに行く度に、
「全てに妥協しない」
という理念を体現しているんだな、
ととても感銘を受けるんですね。
ここで重要なポイントは、
「無料の物に一切手を抜かない」
という事です。
例えば、僕が好んでいくカフェ。
提供されてくる器は「無料」なわけです。
しかし、その器のクオリティが高いので、
その場の雰囲気の基準値が上がります。
これが「付加価値」です。
ディズニーランドだとジュースに500円でも普通に感じるけど、
そこら辺の自動販売機で500円じゃ、誰も買わないですよね?
ディズニーランドという「場の力」が
500円を「普通」だと思い込ませているのです。
だから、付加価値を提供したいのであれば、
「基準値を高くする」という事が大事になります。
しかし、基準値を上げるだけじゃ場の力は上がりません。
その為に必要なのが
「場の一体感を作る」
という事です。
その為には、理念を掲げたり、
実現したり理想の未来を表現したり、
ビジネスを始めたストーリーを語ったりします。
そうやって、カフェAが色んな人に「応援」されて、
そこでお金(価値)が集まります。
またカフェAのオーナーも応援したい人に価値を渡す、
という風にすることで、
良いエネルギー循環のサイクルが生まれるわけです。
ところで、ご縁があって応援させて頂いている方がいるのですが、
その方から仮想通貨での稼ぎ方の話を聞きました。
その際にマニュアルを頂いたのですが、
タイトルがキャッチーで
「えー、大丈夫か?」
と一瞬思いましたが、
中身のマニュアルはかなり精巧に作られていました。
話を聞いていると、この方のお客さんには
「リピーターが多い」
のです。
これって、先程から僕がお伝えしていた
「応援され続けている」
という事なのです。
お客さんが「応援したい」と思うだけのサービスを
提供し続けているからなのです。
また、この方は体系立てるのが抜群に上手いです。
「体系立てるのが上手い」というのは、
「説明が上手」という意味です。
あと、こういうマニュアルの中でも、
他の人と違うなと思う理由として、
「マインドを一切変えずに成功する」
というストーリーを使っていない事です。
投資系のマニュアルだと
「シンデレラ型ストーリー」
を使って煽っている人が本当に多いです。
なぜなら、シンデレラ型ストーリーは
「マインドを一切変えずに成功できる」
というものだからです。
マインドを変えないでいいわけですから、
大衆ウケは良いのです。
しかし、だから成功するかどうかは全く別なのです。
人は集まりますけど、
人間としてダメになっていきます。
これは今日の記事の最初の方でお伝えした事とリンクします。
お金を支払ってくれるのは「人」です。
だから、集客と言っても
「どういう人を集めるのか?」
というのが大事になってきます。
これは、「どういう人のお役に立ちたいのか?」
とも言えます。
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事業の現状や課題を10分から15分でヒアリング、その後30分から45分かけてその課題に対して「必要な設計」、さらにその設計を実行するための「アクションプラン」まで、石川が導きます。
僕の事業はいずれも伸び続けていますが、何か特別なことをしているわけではありません。
事業の原理原則に則って、当たり前の事を当たり前のように積み上げているだけです。
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