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ANAの最上ステータスとLCCとの一番の違いは?

先日僕のビジネスパートナーの方が、ANAの最上ステータスに5ヶ月ほどでなったという話を伺いました。

この方は月に何回も飛行機に乗る人で、北は北海道、南は沖縄、石垣島の往復を1日ですることもあるし、海外への移動も月1程度でされています。

ということもあって、5ヶ月程度で最上ステータスに到達されたわけですが、実はそれまでは、LCCを利用して飛んだりもしていたんですね。

理由としては、「コストが安いから」という単純な理由です。

やはり月に何回も飛行機に乗るわけですから、飛行機代だけで経費が年間で数百万円掛かります。

そうなってくると、短い距離であれば、ある意味「快適さ」よりも「安さ」を選ぶ選択肢も考えてしまいます。

そういう考え方もあり、その当時はLCCを選んで飛んでいたそうですが、結局提供されるサービスに納得がいかなかったりして、「安かろう悪かろう」という結論に達し、またANAに戻していました。

で、今回最上ステータスに到達して

ANAの最上ステータスとLCCとの一番の違いを教えてくれたのですが、

これがビジネスでも役に立つと思ったのでシェアしたいと思います。

早速ですがその答えは、

「笑顔」

だったそうです。

僕がこの感想を聞いた時に

「あーやっぱりなー」って思いました。

正直に言えば、「笑顔」だとは思っていなかったのですが、

ただ、何かしらの「無料」で提供されているもの、だとは思っていました。

しかも、特別の物ではない、誰しもが出来るような行動に違いがあるんじゃないかな?

と考えていたのです。

やはりリピート客を増やしていく上で重要なのは、

「相手の事を心からケアしている暖かい気持ちのこもった行動」

なのだな、と改めて思いました。

だから、ビジネスによっては、

必ずしも「笑顔」じゃないかもしれません。

それが「おにぎり」かもしれないし、「紅茶」かもしれません。

もしくは「和菓子」かもしれないですし、「水」や「香水」かもしれません。

提供する際の物理的な形はその場によって変わりますが、

普遍的な「思い」の部分はどの業種にも当てはまるな、と思います。

ちなみに、この「笑顔」って確かに誰でも出来るのですが、

本当に相手を喜ばすような「笑顔」がデキる人は中々いません。

なぜなら、「人間の人生全て」がこういう日常生活の「普通の行動」に現れるからです。

例えば、僕がだらしのない日常生活を送っていれば、

いざ仕事の時だけ必死に笑顔を作ろうと思っても、

その「だらしのない日常生活」が笑顔に反映されてしまいます。

もちろん、僕の心の中では

「笑顔は笑顔なんだから、仕事の時に作り笑顔でもできていればいいでしょ?」

と思っているので、まさか日常生活を変えようなんて考えてもみません。

要は、

「その場を凌げれば大丈夫」

というアルゴリズムが自然と僕の中で作られていき、

それを異なる場所でも採用して生きようとするのです。

だから、「笑顔」を作る場所以外のところでも「だらしの無い生活」による影響が出てきます。

例えば、

仕事場では「作り笑顔でもしておけば大丈夫」

浮気しても「バレなければ大丈夫」

家では「気付かれない程度のゴミなら大丈夫」

レポートを書く時には「汚い字でも読めれば大丈夫」

整理している時には「タンスに無理やり突っ込んでおけば大丈夫」

起業したら「とりあえず儲かっているから大丈夫」

食事をしている時も「体にわるいもの食べてるけど、とりあえず死なないから大丈夫」

という感じで、その場しのぎ的な生き方をするようになっていくのです。

そうすると、自分の中では気づかないのですが、

そういう行動が積み重なっていくと、

一つのゴミは目立たないけれど、それが積み重なると目につくようになるのと一緒で、

お客さんや同僚、友達の意識レベルにも気づかれる程度になってきます。

これは言葉や行動を通してだけでなく、

その人と一緒にいた時に感じる空気感とか雰囲気から感じるようになります。

例えば、僕は今ここで文章を書いていますが、

もし「とりあえず読めて理解できれば大丈夫」というパラダイムを採用するとしましょう。

そうすると、見直しをしなくなります。

その結果、当然誤字脱字を直さないことになるんですが、

「それぐらいあっても、意味が理解できればいいでしょ?」

と自分を納得させる事になります。

確かに、多少の誤字脱字があっても話が面白かったり、

ためになる事が書かれていれば読み続けるわけですが、

(見直しをしても誤字脱字が含まれてしまう事ももちろんあります)

読み手の中では誤字脱字が毎回出てくる記事を読んでいると

「この人は誤字脱字を確認しない人」

というラベルを張ります。これって言い換えると、

「確認しない人」

「細かいことに気を配れない人」

「小事が大事だと思っていない人」

という風にも言う事が出来ます。

で、僕の事を「小事を大事だと思わない人間」だと思う読者が増えれば増えるほど、

僕自身が細かい事を気にしない人間になっていきます。

これは集合意識の話なので、また違う機会で話しますが、

要は、「人に思われているような自分になっていく」のです。

そうすると、僕が何かのプロモーションをいざ始めた時に、

「この人は細かい事を気にしない人だ」

「この人は、細かい一人ひとりのケアは怠るんだろう」

という風に読者は潜在意識で感じてしまうようになるのです。

しかも、いくらランディングページで

「一人ひとりへの細かいケアが私の売りです!」

「誰一人として落伍者を出しません!」

「全員が成功できるように、いつでも携帯電話に連絡してきて下さい!」

「万全のサポート体制を整えましたので、24時間7日いつでも質問オッケーです!」

と謳っていても、全く響かない言葉になってしまうのです。

これはなぜかというと、

僕の世界観 = 小事を軽んじる人間

という風に既に読者には認識されているからです。

そうすると読者は、「嘘をつく人間」だったり、

「口先だけのコンサルタント」というネガティブなレッテルを追加で貼るようになり、

いくら良い事を言っても、マイナスの効果しか生まれません。

逆に言えば、常日頃から小事を大切にする哲学(アルゴリズム)を採用して、

その視点に合った体験をみんなにシェアしていれば、

僕の理念、世界観 = 小事を大事に受け取る人間

という風に認識されるようになります。

そうすると、いざ新しい企画をプロモーションした時に、

例えば、

「一人ひとりへのサポートをどのようにすればいいか考えた上で、

参加型の講座を作ることにしました。

みんなが異なる視点を真ん中に集めて、それをお互い採用しあって、

その体験をシェアすることで、さらに大きな法則を作ることが出来ると思うんです」

という事を示したら、

「確かに!そういう企画に参加したい!」

と共感してもらえるようになります。

ということで、これから僕はこの文章の見直しをするつもりですが笑

もちろん文章の見直しだけでなく、

家やオフィスの細かいところにも常に気を配っていきたいな、と思っています。

ただし、小事を過度に気にしすぎてしまうと、

エネルギー、時間がいくら合っても足りないので、

無理し過ぎない程度に続けていきましょう。

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