サロン経営

お客様の声を貰う時の注意点

こんにちは。石川です。

先週末で一区切りついたはずの打ち合わせだったのですが、
思いもよらぬ人からの連絡があったり、
先週末出かけた先での新しい出会いからの話があったりで、
結局毎日打ち合わせをする日々が続いています笑

ところで先日もクライアントと話した後に、こういうメールを送ってくれました。

ーーーーー
今日は貴重なアドバイス、本当にありがとうございました。
お客さんの「ために」伝えるって、意外と難しいんだと分かりました。
まだまだ道のりは長い・・・・・・
ーーーーー

これに気がついていない人ばかりなので、
後はお客さん目線にとにかく立つ為の努力をするって事ですね。

逆に言えば、何か特別な能力に秀でていなくても、
お客さん目線さえ身につけさえすれば、ライバルよりも一歩先行けますよ、って事です。

確かに「そう言うのは簡単ですけど。。。」って言われるんですけど、
でも、これほどのチャンスは無いんじゃない?って僕は思いますけどね。

だって、お客さんととにかく話をしまくるだけで良いんですよ。
もちろん、ただやみくもに話していては駄目ですけど、
話すだけならランチ代、もしくはディナー代とかだけで済むんですから。

何かスキルを身につけるなら、数十万円とか掛かるじゃないですか。
しかも、スキル身につけただけじゃ、ビジネスなんて上手く行きませんし。
そう考えれば、ランチ代なんて安いものじゃないですか?って思いませんか?

あと、ちなみにもう一歩踏み込んで言えば、
お客さんのために「伝える」ってどういう事かというと、
「伝える」んじゃなくて「伝わる」って事が重要だと認識してコンテンツを揃えるって事ですね。

結局ね、ほとんどの人が自分のことしか考えていないのです。

自分の想いを伝えることに必死だし、
自分の想いを伝えることが重要だと思っているんですね。

でも、伝えることが重要なのではなくて、「伝わることが重要」なのです。
シツコイですけど、シンプルなんだけど大変なので、うるさく言わせて頂きました。

その観点から考えれば、
何をホームページ上に載っけるかも決まってくるわけです。

一旦ここで止まって考えてほしいんですけど、
絶対に外せないコンテンツってなんだと思いますか?
一つで良いので、考えてから読み進めて下さい。

。。。。
。。。。
。。。
。。

で、やっぱり僕なら「お客様の声」を知りたいですね。

ただ、ここで勘違いしないでほしいのが、
お客様の声を参考にする人というのは、
本質的には声を求めているわけではないということです。

では何を求めているのかというと、そのサービスを受けた後の姿です。

・飲食店だったら料理を食べた後はどういう気持ちになるのか?
・治療院だったら施術を受けた後は痛みはなくなっているのか?
・マッサージサロンだったら施術を受けた後に体が軽くなっているのか?
・英語コーチングだったら、授業を受けた後にテストの点数が上がっているのか?
・集客コンサルだったらコンサル受けた後に売上が上がっているのか?
・ボーカルコーチだったら、レッスン受けた後に高い声が出るようになっているのか?

などですね。
これを自分の業界に当てはめてみて下さい。

ここら辺の疑問を解決するためのツールの1つとして
お客様の声があるわけです。

逆の言い方をすれば、お客様の声はツールの1つでしかないですし、
ネイルサロンやエステサロンなどの美容系の場合は
お客様の声よりも写真のほうが

「サービスを受けた後の姿を知りたい」

という疑問を解決させられる可能性が高いです。

だから、こんなのは世の中の常識みたいなものなのですが、
クリニックやエステサロンはBefore→After画像を集めるわけですね。

クリニックの場合は度を超える店が頻出しすぎて法規制が入りましたけど。
これは言い方を変えれば、法規制が入るくらい効果があるってことです。

今「常識みたいなもの」って書きましたけど、
これが常識じゃない人が結構いるんですよね。

エステとかの美容系の人であれば、
当然ライティングってのも売上に影響はするのですが、
まずはきれいな写真を撮れるスキルを身につける事を勧めますね。

逆にサイコセラピー系の場合は何がベストなのか分かりませんが、
法規制とかプライバシー保護にも注意しながら、
とにかくお客様の声を集める事が重要だと思います。
写真とか難しいですからね。

やっぱりそれが、
お客様が求めている事を示すのに一番最適なツールだと思うんですよね。

あと、お客様の声を貰う時の注意点なのですが、
それは「Q&A形式にしない」ということです。

Q&A形式にしてしまうと、
どうしても似通った声が集まってしまいます。

例えば、

・本日のワークショップについて
・具体的にどの部分が良くて、どの部分が物足りないと思われたか?
・どんな人にオススメしたい?
・講師のレッスンについて

みたいに書いてしまうと、
そこそこ似たような体験談が集まるんですよ。

似通った声だと、
どうしても読み手側に響かないものが出来上がってしまうので、
殴り書きで好き勝手書かせるようにしましょう。

今回メルマガを書いていて、
「短いメルマガにしようかな」という昨日の考えは、
単なる思いつきだった、という事がよくわかりました笑

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