昨日はクライアントとの今年最後の打ち合わせ。チームメンバー同士の不協和音にどのように対応したら良いか?というご相談でした🙇♂️
お互いの距離感に対してのルールを、設計の時点で丁寧に決めていなかったが為に起きている摩擦。そもそも人数が30名弱にまで増えてくれば、関係性が上手くいかない現象が起きるのもしょうがない状態です💦
色々な角度から突っ込みどころがあったので、その点納得頂けるように丁寧に2時間ほどかけて説明しましたが、特に気になった点が
「全員の声を拾っちゃって、全員に対応しようとしてしまっている」
とてもお優しい方なので、あの人も助けられる、この人のお手伝いもできるな、という気持ちが出てきて、みんなの話を聞かれているんですよね😅
その事自体はとても尊い振る舞いなのですが、良くも悪くも声がでかい、影響力のある方なので、チームメンバーは「自分の言う事は聞いてくれる」と思っちゃっている節がありました。
その結果最初は「自分の悩みを解決しようとする姿勢」だったのですが、いつの間にか「集まってくれた人全員の困りごとを解決する姿勢」に、基準が「自分軸」から「他人軸」にブレていました。
そして当たり前のように、経営者としての判断に迷うことがどんどん増えていき、本当に自分が注力したい事ではなく、チームメンバーのカウンセリングにばかり時間が取られて、管理コストがどんどんかさんでいる状態になっていました😢
基本経営者として判断に迷うというのは、会社にルールが備わってない時です。このルールを決めるのが経営者の役割で、決める際には「自分軸」で設計するのが大切なわけです。
そこに「共感」してくれた方だけに入って頂く、という姿勢。マッチングというイメージです。
自分を犠牲にした事業は、結局長持ちしないと自分の経験を通じて痛感しているので、その点も体験談を通してお話しさせて頂きました。
ただそもそも論として、この方に「経営者としての器を大きくして頂きたいか?」というと、ちょっとクエスチョンマークがあって、結構カリスマチックな方なので、好き勝手動いて頂きながら、それを管理できる「ブレイン」的なポジションを担える方を付けるかな、と。言葉や行動にエネルギーをまとえる方なので、可能性が発揮できる環境を整えられるのが理想ですね👍
ともあれ、自分自身も経営者として事業を運営しているので、振り返る機会になりました🙏
石川の事業相談窓口では、お一人45分から60分の時間を設け、あなたの事業課題を石川が解決するサービスです。
事業の現状や課題を10分から15分でヒアリング、その後30分から45分かけてその課題に対して「必要な設計」、さらにその設計を実行するための「アクションプラン」まで、石川が導きます。
僕の事業はいずれも伸び続けていますが、何か特別なことをしているわけではありません。
事業の原理原則に則って、当たり前の事を当たり前のように積み上げているだけです。
積み上がる事を積み上がるように設計し、途中で迷ったり悩まないようにアクションプランを計画し、あとは自分に課した約束を守り切る為に全力で行動しているので、当然の結果なのです。
何をやるのか決めて、迷わず悩まず全力でアクセルを踏めるようになった結果成果が出るべくして出る状態になる事、それがこの事業相談窓口の最大の目的です。