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過去の失敗は最高に面白いストーリーを作る材料になる

最初の1年目で一気に稼いだはいいけど(だいたい月商1000万円)、その後ビジネスを組んでいたパートナーの裏切り等もあったりで事業経営が傾き、本当にどん底を経験している会社のテコ入れに入っているのですが、会社の立て直す具体的な手順どうこうよりも、一番大事になってくるのが「経営者としてのメンタリティ」を整える事が再優先事項だな、と。

過去の失敗に引っ張られすぎて、今目の前にあることを解決する際に必要な行動量、突き詰めれば「情熱、決意、覚悟」っていう精神的にたどり着くのですが、それが積み重ならないんですよね。

確かに眼の前に山のように積み重なっている課題を一つ一つクリアしていくことを考えるだけで気が滅入る気持ちは分かるのですが、ただ闇雲に取り組むのではなく、優先順位を決めて、他社の基準ではなく、自社の実現したいビジョンを達成するために必要なものだけに時間、お金、努力を費やす事が必要になる。

そして、丁寧に問題を見ていくと、忘れてしまいたいような事業を傾けるきっかけになった出来事さえも、会社の特徴として打ち出すことが出来る。この事を僕は「再定義」と呼んでいます。

立ち上げ当初に一緒に大変な時を過ごした、最終的には裏切られる形になってしまったけれど、その人物によって付けられた会社名でさえ再定義を駆使すれば、一つのストーリーになり、共感を生み周囲に広げるのに役に立つコンテンツに昇華させる事が出来る。それは、エピソードが存在するから。

また、クライアントとやり取りをしていると、負け続けているので、負けるのがクセになっていて、別に負けることによっての悔しさというのが沸き起こらない状態になっているから、負けることによって発生する行動するのに必要なエネルギーが手に入らない。

勝負点を明確にし、勝ったのか負けたのかハッキリさせる。いちばん大事なのは、勝って何を学べるか、負けて何を学べるか。勝ったか負けたかわからない状態では、学ぶものを見つけるのが難しいから。

一歩一歩新しい行動を起こし、新しいデータ、体験を積み重ねていくことで成長していける、そういう地味だけれど着実に自社に、スタッフに、お客さんに利益を還元できる会社にしていきたい。

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石川の事業相談窓口では、お一人45分から60分の時間を設け、あなたの事業課題を石川が解決するサービスです。

事業の現状や課題を10分から15分でヒアリング、その後30分から45分かけてその課題に対して「必要な設計」、さらにその設計を実行するための「アクションプラン」まで、石川が導きます。

僕の事業はいずれも伸び続けていますが、何か特別なことをしているわけではありません。

事業の原理原則に則って、当たり前の事を当たり前のように積み上げているだけです。

積み上がる事を積み上がるように設計し、途中で迷ったり悩まないようにアクションプランを計画し、あとは自分に課した約束を守り切る為に全力で行動しているので、当然の結果なのです。

何をやるのか決めて、迷わず悩まず全力でアクセルを踏めるようになった結果成果が出るべくして出る状態になる事、それがこの事業相談窓口の最大の目的です。