僕は常に自分の気持ちをいじらないという事を大事にしていて、
特に「違和感」を感じたときには、色々とワクワクしてきます笑
理由はいくつかありますが、
・新たな自分を発見できる
・新たな他人の一部を発見できる
からです。これが人間としての成長に繋がるし、
当たり前ですがコンサルタントとしての器の広さにも関係してきます。
だから、逆に言えば全く違和感の無い感覚が続いたりすると、
強烈な恐怖感が途中で襲ってきたりします。
「もしこのまま違和感の無い状態が続いたら、自分の成長は止まるな」
という、ある意味健康的か不健康なのか分からない、不安感に襲われるんですね。
そのせいもあってか、自分が一つの事が中々続かない人間でして、
仕事を見ても、アフィリエイトコンサルティング、集客コンサルティング、
オンラインスクール、セミナー講師にマニュアル販売等、色々と手を付けています苦笑
他にもコンサルティング事業以外であれば、さらにリストは増えますw
ワイファイビジネス、金融ビジネス、口座開設ビジネス、アドセンス、
アドワーズ代行会社等。。
そうやって色々な仕事を試しにやってみて(実際にまだ続いているのもあります)、
今のコンサルティングがメインになっている状況だったりします。
そんな僕を冷静に見てみると、やはり僕は「違和感」が手に入るだろう環境に、
あえて見を置こうとしているのかな?と思うような行動をしているんですよね。
で、今日はスパムメールフォルダに入っている色々な人のメールを読んでみたのですが、
どのメールからも違和感を感じてしまいました。
ちなみに、ほとんどのメールは、
迷惑メールフォルダに入るようにしているので、
普段なら見ないメールです。
基本的に解除してもずっと送られてくるから、
それならスパム行きにして、
自分の時間を取られないように設定していました。
中には解除するのが面倒くさい設定になっている人とか、
複数のメルマガに同時に登録されてしまった人とか、
そういう場合も残念ながらスパムメールに指定してしまいました。
ともあれ、今日は息子のサッカーキャンプに申し込んだのですが、
申し込み完了メールが届かなかったので、
スパムメール判定受けているかなと思って確認した際に、
他のメールも目に入ったんでした。
その中でも3通ほど気になったタイトルがありました。
そして早速開封して読んだのですが、
なんとも言えない違和感を感じました。
まずここで僕が感じたのは、違和感を感じたという事は、
僕の心が動かされたという事なので、
「この人達の思惑は成功したんだな」という事です。
タイトル読んで何も感じなかったのであれば、
僕の心が全く動かなかったという証拠なので、
全く心になにも残らないという事になります。
となると、その後の文章も読まないわけです。
(ちなみにこれはマーケティングのテクニックの一つでもある
Not Openの壁を超える方法です。)
ですが、違和感を僕が感じた。
それが、ポジティブ・ネガティブに関わらず。
今は、「違和感」という感情だけが残っています。
でもこれは、メッセージを伝える上で非常に重要です。
何かの感情を残せるかどうか?
さて、1通目のメールは、
「稼ぐためにはマインドが大事」
という結論でした。
確かにどういう心持ちでビジネスに臨むかで、
そのビジネスの行く先が決まるというのは、僕も賛成です。
でも、なぜかこの文章には共感出来なかった。
流れとしては、
成功者が出ました。
↓
まだ初心者なのに。
↓
その理由とは?
↓
マインドが決まっているから。
↓
稼げるかどうかはマインド次第。
↓
だから、まずはマインドをしっかり決めましょう。
という流れだったのですが、
僕の中で気持ち悪く感じたのが、
「マインドが結局大事だから、マインド持ちましょうね。」
っていう、究極のクリシェとも言えるような事が語られていたところと、
多分ですけど、この結論に至るまでの思考過程が、
あまりに薄すぎている部分だったのかな、と思います。
短絡的と言いますか、
言葉に気持ちがこもっていないというか、
マインドの重要性ってのが全く伝わってこなかったんですよね。
むしろ逆に、責任転嫁にも聞こえてきました。
「成功するかどうかはお前のがんばりしだいだ。俺に頼るなよ」
って感じで。
もちろん僕はこの方のことはよく存じ上げていないので、
本当は心の底からの言葉を発していたのかもしれませんし、
この結論に至るまでのプロセスを文章に書いていないだけで、
真剣に悩まれていたのかもしれません。
でも、それが伝わらなかったんですよね。
で、僕は
「なんでだろうなー?」
って思いました。
一つの一般的な可能性としては、
「知らない人からありきたりな言葉を聞いても、心に全く響かない事が多い」
って事です。
ここで重要なのは、
「ありきたりと思われている言葉を使っている」
という点と、
「知らない人」
から言われているという部分です。
ありきたりな言葉って、
その背後にある状況を感じることが出来ないと、
本当に陳腐な言葉に聞こえてしまいます。
例えそれが真理をついている言葉であっても。
例えば、
・決意が大事
・忍耐が大事
・挑戦が大事
・優しさが大事
・感謝が大事
・清潔感が大事
・尊敬することが大事
・謙虚さが大事
・小事が大事
って言葉を口にしても、おそらく皆さんのリアクションとしては、
「そうだよねー。」
って感じで終わってしまうと思うんです。
なぜなら、こんな事は周知の事実だからです。
みんな知っているんですよ。
こういう普遍的なコンセプトの重要性は。
でも、大事なのは、
「本当に心の底からその重要性を感じているか?」
という事だと思います。
じゃないと、結局行動に移せないからです。
もしかしたら、
「うんうん、そうだね、謙虚さって大事だよね。」
って心の底から頷いてくれる人もいるかもしれませんが、
それはその人の生活の中で、何かしらの出来事が起きて、
その出来事によって、
「謙虚さって重要」
という事を認識していた為による感情だと思います。
だから、情報を発信する側としては、
常に心の底からの言葉を言うことが大事のは言うまでもありませんが、
特にクリシェな言葉を使う時は、
脈絡を読んでもらうような工夫をすることが大事だと思います。
これは、ブログやホームページのヘッダー画像の中に書く
キャッチコピーにも当てはまります。
普遍的過ぎると、読んでいる人は「自分事」として捉えないんですね。
ヘッドコピーで重要なのは「このブログは自分の為に存在している!」
とキャッチコピーを読んだだけで判断してもらう事です。
となると、一般的なありきたりな言葉を使ってしまうと、
どうしてもスルーされてしまいます。
また、そういう脈絡を通して、
読者がその人の事を好きになる事って結構多いです。
「常に感謝していきましょう!」
と言っている○○さんですが、
セミナーが終わった後に、参加者全員のところまで足を運んで、
「なんでこのセミナーに参加されたのか?」
って聞いて回る姿勢を見て、この人のこと好きになりました。
ってケース、ありませんか?
この感動をした人にとってみれば、
確かに「常に感謝する」という言葉にも感動したのかもしれないけど、
それ以上に、その言葉じゃない普段の行動に感動して、
その結果、○○さんの言葉により反応する自分になり、
「常に感謝する」
って大事だなーと心の底から理解できるわけです。
これって気づいた人もいるかもしれませんが、突き詰めると、
「何を言う」
かよりも、
「誰が言う」
という部分が大事という側面を照らしだしているのかなと思います。
勘違いしないで欲しいのが、
この考え方はケースバイケースなので時として、
「誰が言う」
かよりも
「何を言う」
が大事な事もありますからね。
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