今回の日本への出張で、ほぼ毎日クライアントの方や、色々な業種の方のご相談に乗っていたのですが、暑さもあってかなり疲れたのですが、本当に今回は僕自身が勉強になりました。
やはり、人と会って対話をすればするほど、その人の視点に触れることが出来て、僕自身はその視点を加える事が出来て、さらにパワーアップします。
ここで対話した際に出てきた全てのご相談を取り上げたいところなのですが、そうするとものすごい量になってしまいますので、今日は一人の方のご相談に対しての僕の答えを紹介したいと思います。
このブログで、ビジネスの基礎中の基礎はカバーされると思いますし、どのように自分のビジネスに落としこんだらいいのかわからない人は、このメールが参考になるかもしれません。以下、その方に送ったメールです。
(多少改訂しています)
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お話をしてみて、可能性はたくさん広がっているな、というのは感じましたが、それは将来的に広がるという意味であって、まずは
「どういう人をお客さんとして最初に狙っていくか」
というのは、いまから絶対に考えなければならない点です。これが、多くのビジネスを始める人、もしくは始めて中々集客できなくて困っている人に共通する問題です。
その議論している時に出たアイデアですが、
「翻訳者になりたい人を相手にビジネスをする」
というのは、最初の切り口としてはいいかなーと、
最近改めて思いました。
というのは、上記の相手を集客するのに適した媒体もあるというのが、
他のクライアントの為に情報収集していた際に分かったからです。
もちろんBudgetにも寄りますが、
この媒体を使って集客を出来れば、
面白いビジネスが出来るんじゃないかなーって思いました。
で、この媒体を使って、どのようにしてコミュニティーを作って、
ビジネスとして展開していくかという流れを、骨組みだけですが下に書きましたので
イメージとして掴んで頂ければと思います。
集客には大きくわけて2つあるのですが、
1、自力集客
2,他力集客
という2つの種類に分けられます。
まずは上記の媒体を使って、
サービスへの参加者(コアコミュニティー)の人と、
見込み客(オープンコミュニティー)に別れてもらいます。
もちろん告知の前には、
両方共に何かしらの「場」に所属してもらうために、
両方の人をサポート出来る「場」を準備しておきます。
(メールマガジンなりFBページ等)
そして、オープンコミュニティの人がコアコミュニティーに移動出来るように、
時折コアコミュニティーのドアを開けます。
(移動しやすいようにさせておくのがポイント)
ここで大事なのが、
「両方のコミュニティーで、役に立つ情報を提供する」
という事です。
なぜなら、オープンコミュニティーであれ、コアコミュニティーであれ、
コミュニティーにいれば
「人生を豊かにすることが出来る」
と感じてもらう事が重要だからです。
なので、情報の質としては一緒ですが、
オープンコミュニティーでは考え方や知識を提供して、
コアコミュニティーでは、翻訳の「空気感」を感じてもらいます。
これが、オープンコミュニティーとコアコミュニティーの大きな違いですね。
一番やってはいけないのが、「情報の出し惜しみ」です。
コミュニティーに入れば教えてあげるけど、入らないかぎりは教えられないよ、
というのはダメです。
先程も言いましたが、コアコミュニティーに参加する事によるメリットは
「空気感を感じることが出来ること」
です。
結局同じ情報を手に入れても、自分のビジネスに落としこむ事が出来るかは別です。
手に入れた知識を自分のビジネスに採用する「翻訳能力」が既に備わっている人は、
コアコミュニティーに入らないでもビジネスは上手くいくと思います。
逆に、自分のビジネスに落としこむのが難しい人は、
既に上手く行っている人の「空気感」を感じてもらうことで、
生で実際にビジネスを作っていく事を見ることが出来るので、
圧倒的に成長のスピードが早くなります。
あと、落としこむ「翻訳能力」がうまい人であっても、
他の視点をコアコミュニティーに入ることで手に入れられる機会を得られますし、
その「場」の強いエネルギーを手に入れられるので、大いにメリットはあります。
あと、オープンコミュニティーで拡散する(教育する)内容は、
コアコミュニティーで凝縮されたフィードバック等も役に立ちます。
そして、時を見てもう一度広告を出します。
これは、コミュニティーへ新しい血液を流すためです。
心臓で言えば、
心臓に血液が凝縮されてくる:コアコミュニティー
心臓から血液が体に拡散されていく:オープンコミュニティー
という感じで、循環をさせていくのが
ビジネスを長く続けていく肝になります。。
これがいわゆる「自力集客」です。
あとその時に、FBページ等を使って、
オープンコミュニティーの「場」を作っておけば、
オープンコミュニティーの人が勝手に口コミで広めてくれたりします。
そうすると、広告媒体以外からも、
オープンコミュニティへの入会者が増えます。
これが「他力集客」です。
そして、自力集客と他力集客を両方使うのがベストです。
あと、「自力集客」と「他力集客」をする時に重要なのが
「商品」を売るのではなくて、「コミュニティー」に参加してもらう、
という意識で話をすすめましょう。
あくまで集客する際には「場」にフォーカスして話すことで、
他の角度からも参加者のサポートをすることが出来るようになります。
そうすると当然満足度も上がります。
これに関連してもう一つ、
重要な概念として覚えておいて欲しいのが、
「コミュニティーの移動」
です。矢印で書いてみると以下のような感じになります。
まず、
1,オープンコミュニティ(見込み客) → コアコミュニティー(参加者)
への移動は知っていると思いますが、
2,コアコミュニティー(参加者) → 新しいコアコミュニティー(参加者)
という概念も取り入れると、
一度コアコミュニティーに入った方がさらに成長する事が出来ますし、
そのサポートをするために、お金が入ってくる事になります。
新しいコアコミュニティーとは、
例えば、翻訳者を目指している人に対して、
おそらく「翻訳というスキルを使って独立したい」と思っている人も少なからずいると思います。
でも、ほとんどの「翻訳者養成スクール」って、
「翻訳者になるまで」に力が注がれていて、
「翻訳者になってから」のコンテンツが少ないんじゃないでしょうか?
であれば、そういう人たちの為にも、新たにコアコミュニティーを作って、
そこでは翻訳の教え方メインではなく、
どちらかと言えば「独立する方法」を教えます。
他にも「得意な翻訳を使って移住を成功させたい」
と思っている方もいるかもしれません。
そういう方の為の「海外移住」をメインに教えるコアコミュニティーを
作ってもいいですし。
あと、このコミュニティーを作る時に覚えておいて欲しいのが、
全て自分でやる必要はなく、
ビジネスならビジネスの専門家を呼んで、コミュニティー運営してもらえばいいし、
海外移住なら海外移住の専門家呼んでもいいのです。
これが「場」を持つことによるメリットです。
参加者にとっては、一つの場に所属することで色々な事が学べる。
どんどん人生を豊かにすることが出来ますね。
参加者に満足してもらいながらも、
自分はあくまで自分の理念、世界観からズレない人たちを紹介して、
その人達にコミュニティー運営を手伝って貰いながら稼げるわけです。
。。。。というのが基本的なコミュニティーの理論で、
実際に具体的な集客媒体が見つかったので、
それを元にしたらどうなるか?という事をあえて説明させて頂きました。
ーーーーー
。。。という感じで、ビジネスの大まかな流れを具体的な例を通して説明しました。
他にもたくさんやり取りをしているメールがあるのですが、
また機会を見つけてシェアしていきますね!
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