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未来食堂(著者:小林せかい)についての本への感想

未来食堂に関しては、たまたまFBか何かで誰かのタイムラインに出てきて興味が湧いて、ブログを調べていくうちに面白いなと思って書籍を購入するに至りました。

それで、僕のメルマガ限定コミュニティー内で未来食堂に関する書籍「未来食堂ができるまで」を紹介したら、僕のクライアントでは無いのですが、多少ビジネスのアドバイスをしたことのあるメンバーからそれに対しての感想が届きました。

でこの感想もそうですが、その感想に対しての僕の返信がビジネスに役に立つかもしれないと思い、それをここでもシェアしようと決めました。

 

Kさんからの感想はこちら(多少改行しています)
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あけましておめでとうございます。以前スカイプでお話しさせていただいたKです。

未来食堂について調べましたが面白いですね。

・お客さん一人ひとりに応じて最適な食事を提供する
・お客さんも食堂を運営する一員になれる
・お金がない人、ある人どちらも未来食堂を利用でき、それぞれに楽しみがある。

メルマガやスカイプで石川さんが仰っていた”お客さんが最適なサービスを教えてくれるコミュニティ型のビジネス”になっているんですね。

ただ一見さんで利用するのではなく、自分も未来食堂を動かしているという”体験”が伴うのでリピーターが増えそうですね。

食堂としての単価は決して低くなくても、体験と個別対応を加えることで価値が上がると。

ネットだけでなく、飲食業などでも応用できるんですね。面白い。本も早速取り寄せたので読むのが楽しみです。

 

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前回にコミュニティー内でちらっと紹介した未来食堂ですけど、あれだけの紹介でもしっかり読む人は読んでくれているんですよね。

ほとんどの人がスルーする中で、こうやって読むところとかはさすがです。まさに大衆とは逆の行動をしていますよね。

で、その後僕がKさんに返信したのですが、僕的に他の方にも役に立つ内容だと思うのでシェアしますね。

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Kさん

お返事ありがとうございます。石川です。新年のご挨拶もありがとうございます!今年はもっと一緒に何か出来ると良いですね。何卒宜しくお願いいたします。

ともあれ、お返事遅くなってしまってすいません。さらっと紹介しただけなのに、しっかりとピックアップするところ、やっぱりKさんは違うなーって思います。

まさに「大衆は間違う」の逆を行っていますね。そりゃ上手くいくに決まっているな、ってこういう行動から感じます。それと、読んでみたとしても「えっ、何が凄いの?」って思う人も少なからずいるはずです。「昔ながらの定食屋と何が違うの?」って感じで。ただし、全然違いますね。

 

あくまで僕の見解ですけど、最初からお客さんのリクエストを聞くことをメインコンセプトにしているお店と、結果的にお客さんのリクエストを聞いているお店では、
当然コミュニティの質が変わってきます。これって、Kさんも指摘してくれた僕が前から伝えている「個別対応」ってやつです。

ただし、ここで注意点があります。このリクエストにお応えしてサービスを提供するかっこよく言えば「個別対応」、でも砕けて言えば要は「わがまま」なんですよね。

だからただ単に、ワガママを聞けば生き残れるって話ではないんですね。僕自身も「ワガママ」聞きすぎてしんどー、って思った体験があります。

他にも、昔ながらの定食屋なんてほとんどが潰れていると思います。単純にお客さんのワガママを聞いてメニューを増やしたって経営的には上手くいかないんですよ。この事実からも。

僕のクライアントを見ていても思うんですけど、メニューを増やせば増やすほど売り上げが上がると思っている人が多いです。だから必死で提供するサービスを作ろうとするんですけど、

「いやいや、それよりも既存のサービスの集客にまずは全力を尽くそうぜ。。。」

って思うわけですよ。

でもね、何回言っても気が付かないんですよね。で、実際に売上がおもったよりも上がらなくなって気がつく。だって、メニューを増やすほとんどのケースは間違いで、基本的にメニューは少なければ少ないほど購買に結び付きます。実際に未来食堂もランチメニューは1種類です。既にちょっと調べたKさんはご存知だと思いますが。

もうこれ、めっちゃ勇気いりますよね。飲食店でメニューが一つって。その心意気を尊敬しますし、仕組みのアイデアも凄いなって思います。

例えば、ワガママを聞くという「あつらえ」という仕組みとか、全ての仕組みが原価率を押さえることに結び付いている点とか、アイデアだけじゃなくてビジネスとして、経営者として力ありますね。ちなみにこちらのブログで原価率を公開していますが、飲食店としては驚異的です。

 

僕の知り合いがカフェとメキシカンレストランやってますけど、この話したらポカーンとしていましたからね。当然売上とかは僕の知り合いのが大きいんですよ、アルコール扱っているんで。でも、原価率の話には「狂ってるね」って言ってましたからね。

 

それとオープンソースの概念もそうなんですけど、凄くよく考えているし、時代を読めている人だと思います。常識を疑うスタンス、自分で考えているところが素晴らしいですね。あと、45,000円でお店を貸し切れるみたいなので、こういうところでオフ会とかやると、センスがあって評判良いと思いますよ。

これだけ取り上げられている人が45,000円で貸し切れるなら安いと思います。

 

「未来食堂」にはKさんがこれからの二極化時代を生き抜くために参考になる事例だと思うので、ぜひ色々と研究してみたらいいんじゃないかな、って思います。著者の小林さんの考え方は、飲食店だけじゃなく、Kさんのような情報教材ビジネスなどでも応用できますし、どのジャンルのビジネスにも応用できると思いますよ。

 

それでは、返信が長くなってしまいました。本当は明日からキャンプなのでその準備をする予定だったのですが、Kさんからの返信が純粋に嬉しくて。久しぶりに返信でここまで気合い入れて書いてしまいました。

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ところで、ネットビジネスの業界にいると「紹介文化」ってのがあるんですよ。お互いがお互いのビジネスを紹介しあって、売上とか読者アップに貢献するみたいな。

ぶっちゃけ、傷の舐めあいしかしていないという苦笑あの同業者の紹介、フェイスブック見ているとそこら中出てくるんですけど、お客さんの事全く考えていないって、いつ気がつくんでしょうね。。。

 

稼げている人って、絶対にお客さんに視線が向かっています。同業者じゃなくてね。今回紹介しているKさんはまさにそうです。なぜそこまで言い切れるのかと言えば、そういう同業者を紹介し合うような読者の事を考えていない人とは違い、僕の読者の事まで考えてくださっているんですよ。その証拠に、

「僕の感想なんて役に立つかどうか分からないのですが、少しでも石川さんの読者のビジネスにとって役に立つようであれば嬉しいです。」

とコメントしてくれました。「紹介して頂けてありがとうございます!!」とかだけじゃなくてね。こういうところに、ビジネスが上手くいく片鱗が見えますよね。

 

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