1か月で33人と向き合いました。コンサル再開と、マニュアルより大切だったこと
2025年11月の「活動と成長の記録」です。
今月は、とにかく人と向き合い続けた1か月でした。
コンサルを再開し、1か月で33人の方と対話
一度はやめていたコンサルを、少し前から再開しています。広告は使わず、これまでにご縁のあった方に私から声をかけ、無料でお話を伺いました。数えてみると、この1か月で33人の方と話していました。
再開した理由は二つあります。一つは、困っている方に自信を持って紹介できる、信頼できる人とのつながりを増やしたいと思ったこと。もう一つは、将来一緒に事業をつくるパートナーと、時間をかけて互いを知りたいと思ったことです。表面的な自己紹介だけでは、その人が目指す未来や、これまでの苦労までは分かりません。
面談はほぼ毎日、1日2人ほど。1人あたり1時間から、長いときは2時間半ほどお話ししました。その結果、月1回ほど壁打ちを続ける方が約6人、3か月に1回ほどの方が約7人、不定期に進捗を共有し合う方が数人と、新しい関係が生まれています。
美容調整サロン:マニュアルの改善をやめた理由
私が関わっている美容調整サロンや料理教室では、サービスの再現性を保つためにマニュアルを導入しています。とても便利な仕組みです。
ただ、どれだけマニュアルの精度を上げても、セラピストによる施術やお客様の満足度のばらつきは、完全にはなくなりませんでした。改善に終わりが見えず、マニュアルだけで再現性をつくるには限界がある。そう判断して、今はマニュアルの改善を止め、使える部分を見極めて活用しています。
一方で、2020年からさまざまな地域に展開してきた中で、辞めたセラピストは一人もいません。先日、あるセラピストから「マッサージの仕事で自分のお金を稼いで、両親のホテル代を出せるようになりました」というメッセージが届きました。マニュアルでは測れないところに、この事業の答えがあるのだと感じています。
壁打ちで気づいた「向き合う人を選ぶ」こと
ある講座ビジネスの経営者の方との壁打ちでは、受講者のうち結果を出す一部の方とだけ真剣に向き合い、残りの方をどこかで諦めてしまっている、という課題が見えてきました。
その方の本当のビジョンは、技術を通じて受講者の人生を豊かにすることでした。だとすれば、すでにご縁のある多くの方にも向き合う道があるはずです。すべてを一人で抱えるのではなく、外部の講師や、行動している受講者の力を借りる組織づくりを一緒に考えました。
「未来に寄り添う」リーダーシップ
私自身のリーダーシップも、試行錯誤の連続です。自分の目標だけを示して「ついてこい」と進めた時期は、成果が出たときに仲間が残っていませんでした。反対に、仲間の現状をすべて受け入れた時期は、成果が半分以下になりました。
今しっくりきているのは、「未来に寄り添う」という考え方です。先を示すだけでも、今を肯定するだけでもなく、相手の未来に本気で向き合いながら伴走すること。仕組みづくりに頼り、人と本気で向き合うことから逃げていたのが、自分の限界だったと気づきました。
今月の振り返り:その人の未来に、本気で向き合う
33人の方と話して、正直に言えば、体力的にはかなり消耗しました。それでも、この1か月は私にとって大きな意味がありました。
話を伺った方の多くは、一人で事業を抱え、誰にも相談できないまま判断を続けている経営者の方でした。答えをすぐに伝えることは、難しくありません。でも、相手がそれを自分の力として使えなければ、意味がない。どう伝えればその人の成長につながるのかを考え続けることが、私にとって一番の学びでした。
セラピストからのメッセージも、壁打ちで感じたことも、根っこは同じです。人は、仕組みだけでは守れない。仕組みは大切ですが、その先で一人ひとりと本気で向き合う人がいて、はじめて「ここで続けたい」と思える場所になるのだと思います。
一人で抱え込んでいる経営者の方。自分の技術で、家族や大切な人を支えようとしている人たち。33人と話し終えた今、その方たちの未来に本気で寄り添える人間でありたいと、強く思っています。
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