コミュニケーションスキル

プレゼンやグループファシリテートで役にたつ「ポーズ」の使い方

「ポーズ」の使い方を覚えるだけで、ファシリテートとかプレゼン、就職の面接とかで相手に与える印象を大きく変えることが出来ます。

ポーズには大きく分けると二つのタイプがあります。

1、自分のために止める

2、相手のために止める

自分のために止めるのは、相手から質問された時ですね。

講師として瞬間的に答えた方が自信や権威が伝わりやすくなると思いがちですが、一呼吸おいてポーズを入れて丁寧に答えることで、相手の話を聞いている感、誠実に質問者に向き合っているのを伝えることが出来ます。

例えば、「話し方が上手くなる秘訣は?」という質問に対してすぐに答えず、「(一呼吸:3秒くらい)一つだけ言うと、事前の準備です」 みたいに使います。

あと相手のために止めるのは、グループディスカッションとかで、こちらが話し合いをするお題を出した時です。

お題を出したは良いけど一人目が出てこない時あるじゃないですか。最初の一人が話し始めると他の人も自分の意見を言い始めますが、最初の一人がなかなか出てこない時。

この時に、どうしてもお題を出した自分が口を挟みたくなるんですけど、もちろんそれが悪いわけではないですが、あえて「待つ、ポーズする」ことで、相手に考える隙間を提供できます。

「ところでみなさん、事前の準備って人それぞれ違うと思いますが、どういう事していますか?」 「。。。。。(我慢)」 この沈黙が意味するのは、答えが分からない人ももちろんいますが、多くの人はまずはお題の内容を消化して自分の答えを準備しています。

なので、こちらが口を挟むことで考えている人の邪魔をする事になるわけですね。

相手により伝えやすくするためにポーズを使う、と考えるのが大切だと思います。

ただ最初のうちは特に、沈黙を避けたいと思ってしまい、ついつい声掛けをしてしまいそうになりますが、そこは我慢するのが必要になりますね。

このテクニックを使うだけで相手から信頼を持ってもらいやすくなるので、人前で話をしたり、ファシリテートをするのが多い人にはオススメのスキルです。

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