最近ボクの読者になってくれた方からビジネスの基本から教えて欲しいと言われたので、ビジネスの型の一つを今日は説明したいと思います。
そのビジネスモデルの流れはこんな感じになってて、
無料オファー
↓
フロントエンド商品
↓
バックエンド商品
という3つのステップで構成されてます。
フロントエンド商品というのは「集客商品」ですね。
要はバックエンド商品を売るために使う商品って事です。
このフロントエンド商品が売れれば売れるほど、自然とバックエンド商品も売れるって事です。
例えば僕の例に当てはめてみますね。
無料オファー : 無料メール講座
フロントエンド商品 : 集客の智慧
バックエンド商品 : コンサルティング
って感じに現在はなっています。
ここまででも躓いている人がいれば、遠慮なくメール下さいね。これ、本当の基本中の基本なので。
で、この流れを上手く構築するために1番大事な概念があって、それは、
「信頼残高」
というものです。
僕の今までのメールを読んでくれているのであれば、ある程度「信頼」の重要性ってのは分かっていると思いますが、ここでもう一度復習しますね。
ビジネスって、信頼を使ったり貯めたりして行っている、という風に捉えてもらえると分かりやすいと思います。
上記のビジネスモデルに当てはめてみますね。
まず、最初の無料オファーですけど、まずはこのオファーを読んでもらう為にどこかに広告を出します。
この広告内で、無料オファーを読むに値すると感じさせる信頼を貯める事が出来れば、読んだ人はオファーを受け取ってくれて、逆に無料オファーを読むに値しないと広告文を読んだ時に判断されれば、信頼が減る、むしろこの時点ではマイナスになったという事です。
だから広告文には、無料オファーを読むに値すると判断してもらうために、役に立つコンテンツとか面白いと思われるようなコンテンツを用意します。
で、無料オファーを読み始めると。
ここで
「うわ、つまんねー、ありきたりの事しか書いてね~し」
みたいに思われたら、信頼は貯まってないですよね。
となると、その後にオファーするフロントエンドはとうぜん売れません。
なぜなら、フロントエンドを買ってもらう為に必要な信頼残高が足りないからです。
逆に、
「面白いな石川さんの話。めっちゃ勉強になる!」
とか思ってもらったら、信頼残高が上がるので、その信頼残高を使ってフロントエンドを購入して貰える可能性が高くなるわけですよ。
で、今度はバックエンドの前にフロントエンドを読んでもらったり、それを実践してもらっているじゃないですか。
その時点で、役に立つとか勉強になるとか、信頼残高が上がれば、今度はバックエンドをオファーした時点で信頼残高が十分あれば、バックエンドを購入してもらえるわけです。
この流れはいいですかね?
例えば、僕の以前の具体的な例を出して話しますね。
まず、メルマガ等で広告配信して、無料オファーに300人ほどの人が登録してくれました。
オファー登録率は15%程度だったので、広告配信した人数は2000人程度だったと思います。
で、その300人ほどの人に無料メール講座を流します。
そのうちの購入してくれた人が31人ほどでした。購入率は10%ですね。
50000円 × 31人 = 1550000円です。
そしてその後にコンサルティングのオファーをしたのですが、申し込んでくれた人は6人なので、購入率は25%ですね。
コンサルティングは60万円なので、
600000円 × 6人 = 3,600,000円です。
そのうち、メルマガ広告に使った費用が約25万円でした。
完全に黒字ですよね。
こうなったら後は何をするか?
僕の場合はフロントエンドで上がった売上の一部を、そのまま次の広告費に突っ込みます。なぜなら、同じ仕組みに人をもっと流せば、同じような結果が出るというのが分かっているので、そうしたら同じように利益が出るからです。
ただ僕の場合は残念ながらバックエンドのコンサルティングの枠に限りがあるので、2回ぐらいこういう広告を出すとバックエンドオファー出来なくなっちゃうんですよ。
でもそうじゃないサービスをバックエンドに置いておけば、ずーっと永遠に回し続ければ利益が出続けます。
もちろん、マーケットの状況も変わるし、広告配信した相手の属性によっても購入率や反応率変わるんで、
毎回数字が変わるのは想定していないといけませんが。
って感じでさらっと説明しましたけど、ま、言うは易く行うは難しってのはぶっちゃけあります。実際にやるとなるとフロントエンド、バックエンド作らないといけないのでそれはそれで挑戦ですけどね。
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