色々な人をコンサルしてきて思うことは、
「ビジネスが上手く行かない根本原因の多くが、人間関係、親子関係、夫婦関係等に問題を抱えている」
って事でした。
- 過去からのトラウマだったり、
- 息子や娘の関係が上手く行かないまま、彼らは成人になって関係修復しないまま放置していたり、
- 自分の嫌いな部分を受け入れられていなかったり、
- 親から受け入れられなかった事をずっと根に持っていたり、
数え上げればキリがないですが、こういった事が根本の原因だったりします。
もしそういう問題を放置したままであれば、今ビジネスが上手くいかない原因って、一見関係ないように見えるそういう問題に潜んでいる可能性あります。
僕の場合、ビジネスを作っては壊し、作っては壊しをしている最中は、自分の仕組みづくりが下手くそだから、だと思って継続的に成長が積み上がるビジネスモデルってなんだろう?とずっと探していました。
もちろんそのビジネスモデルを構築する事が出来た結果、今の美容矯正サロンのようなセンターピンが動く活動をただただ継続しているだけで成長していくモデルを作る事が出来ているのですが、根本の不幸の原因はそこじゃありませんでした。
実は「被害者マインド」から抜け出せていない自分が原因だったのです。
これは、
・自分はダメな人間だ
・自分は他の人と違ってすでに壊れている
・自分には可能性がない
・自分の抱えているトラウマは人と違って重すぎて回復できない
みたいな感じで、とにかく自分は幸せになる資格がない、というマインドセットが根本にあるんです。だから、ビジネスで稼ぎ始めると異常な不快感を感じます。
もちろんその時は「不快感」だとは思っていませんでした。でも、お金が今まで以上に手に入る事に慣れていないし、「自分にはそんなお金を手にする資格がない」というトラウマが根本にあるので、どうにかしてお金が無い状態に戻ろうとします。
僕の場合はそこまで物欲に走る事はありませんでしたが、その代わりに「ビジネスを壊す」という意味のわからない行動に出ます。
今から考えると「わざわざ壊さないでも、残しておいて次のビジネス作れば良いじゃん!」って思うんですけど、とにかく「俗に言う成功者」というビジョンに近づいてしまう事で、より自分が抱えてきた「被害者マインドセット」との乖離が生まれ、心がそれを補う為に快適な方に引き寄せようとするんですよね😅
この根本原因に気がつくまでどれだけのビジネスを作っては壊したか。。。😆
ただですね、その経験があるからこそ、ビジネスの戦略とか戦術という側面からのサポートだけじゃなく、クライアントが気づいていないビジネスが上手くいかない、もしくは紙上は上手くいっていても違和感を感じている部分に気がついてあげる事が出来るな、と思うので、今では「被害者マインドちゃん」にも感謝出来るようになりました。
ちなみに文章にそういう部分って出てくるんですよね。文章には自分の気持が写像されます。もちろん、喋る言葉にも、お客さんの対応にも。今でも自分の文章からも「被害者マインド」から書いてしまう事、たまにあるんですよ。
と言う事から気がついたか分かりませんが、自分の中で育ったトラウマって、克服して無くなる、っていうイメージよりか、上手く付き合っていく、という感じなのかな、と自分は思っています。
なので、今でも毎日自分の行動とか言動を振り返るたびに「ああ、あの時は自己開示をして誠実な自分を表現しているように見せかけて、実は「被害者マインドちゃん」の声を聞いちゃって承認欲求からの言動になってしまったね」という感じの話し合いをしています。
ただ昔の自分と違うのは「まあそういう時もあるよね」と自分をリンチする事なく、被害者マインドちゃんを批判する事なく、前向きに付き合っていく為の声かけが出来るようになった事ですね。
たまに見かけるのが、文句ばっかり言っているくせに、「自分の可能性を引き出すなんちゃらコーチ」とか言っても、誰も寄ってきてはくれません。そういう部分を解決する努力をして初めて、お客さんを集めるのに必要な「テクニック」が生きてくるのかなと。
ではでは、今日はこのへんで。
石川の事業相談窓口では、お一人45分から60分の時間を設け、あなたの事業課題を石川が解決するサービスです。
事業の現状や課題を10分から15分でヒアリング、その後30分から45分かけてその課題に対して「必要な設計」、さらにその設計を実行するための「アクションプラン」まで、石川が導きます。
僕の事業はいずれも伸び続けていますが、何か特別なことをしているわけではありません。
事業の原理原則に則って、当たり前の事を当たり前のように積み上げているだけです。
積み上がる事を積み上がるように設計し、途中で迷ったり悩まないようにアクションプランを計画し、あとは自分に課した約束を守り切る為に全力で行動しているので、当然の結果なのです。
何をやるのか決めて、迷わず悩まず全力でアクセルを踏めるようになった結果成果が出るべくして出る状態になる事、それがこの事業相談窓口の最大の目的です。