コンマリさんってご存知ですか?
日本だとかなり有名なので皆さん知っていると思いますが、僕が知ったのは数年前で、楽天の三木谷さんとか、ソフトバンクの孫さんみたいな超有名な実業家ではなく、整理コンサルタントとして世界的に有名になった日本人女性です。
マーケティング業界とか自己啓発の世界でも、海外の有名な人の著書が日本語に翻訳されて日本で有名になるのは良くありますよね。「7つの習慣」のスティーブン・R・コヴィー博士や金持ち父さん貧乏父さんのロバートキヨサキさんとか。
でも、日本から日本人が開発した片付けを通して内面を見つめる、という「コンマリメソッド」が海外に広まったと聞いて、中々珍しいケースじゃない?と思ったのを今でも覚えています。
実際に僕が初めて名前を聞いたのはニュージーランドの知り合いからでした。
「コンマリって知ってる?」と聞かれた時で「えっ???」と聞き返したのを覚えています。。。
僕は全く知らなかったのですが、Netflixのシリーズ「Tidying Up with Marie Kondo」を通じてブランドを拡大された方で、僕の知り合いも影響を受けて実践されてましたね。😅
ただ今日はですね、コンマリさんの話をしたかったのではなくて、コンマリさんの旦那さんである河原卓巴さんのツイートを通して学んだことを書きたいと思います。
最近のツイッターって、フォローしていない方のツイートも流れてくるラインがありますよね。そこを見ていたら、以下のツイートが流れてきました。
自分にウソをつかないこと。それは大事よねー。って思うかもしれない。けど、これは呼んで字の如くほどは簡単じゃない。何が本当の気持ちで何がウソなのか。その先にある真の気持ちに気付くこと。人はつい言い慣れた言葉を使い、慣れ親しんだ思考に溺れる。楽な人間関係を選び、それを自分らしさと思い…
— 川原卓巳|プロデューサー (@takumikawahara) May 11, 2023
「自分にウソをつかないこと。それは大事よねー。って思うかもしれない。けど、これは呼んで字の如くほどは簡単じゃない。何が本当の気持ちで何がウソなのか。その先にある真の気持ちに気付くこと。人はつい言い慣れた言葉を使い、慣れ親しんだ思考に溺れる。楽な人間関係を選び、それを自分らしさと思い込む。違うんです。本来のアナタに聞きたい。「自分にウソ、ついてませんか?」」
というツイートで、たまたまTwitterを開いた時このツイートが目に入って、心をえぐられたのを今でも覚えています。
ちょうど自分が課していたテーマに合致していたのもあって、自分の内面を改めて見つめ直すきっかけを作って下さいました。
特にこの最後の言葉。
「自分にウソ、ついてませんか?」
はい、見事に嘘ついていましたね。。。なので、ある意味罪滅ぼしじゃないですけど、自分のやった事を解消する、消化する思い、と今後の決意として以下のように返信させて頂きました。
自分の場合は、嘘をつかない勇気を使えるようになるまで20年以上かかりました。そして今でも毎日練習してます🙇♂️
— 石川ゆずる@NZ🇳🇿海外SNS広告プロ | Facebook/Meta・Instagram専門 (@ishikawayuzuru) May 12, 2023
そうしたらですね。その答えに対して返信を下さいました。
分かります。嘘をつかないは勇気がいるんですよね。そして毎日、毎瞬単位で出てくる悪いヤツです。
— 川原卓巳|プロデューサー (@takumikawahara) May 12, 2023
いやはや、まさにおっしゃる通りで、今現在も毎日「嘘をつきたいヤツ」とのやりとりに真剣に取り組んでいる最中です。慣れ親しんだ思考の中に潜んでいるので、普通に暮らしているだけだと全く気づかないんですよね。。。
僕自身これ今でも書くの恥ずかしいのですが、反射的に嘘を付いてしまっていた事があります。
例えば、人のアイデアをあたかも自分のアイデアのように語ってしまった事もありました。
たださすがに、あからさまに人様の情報をコピペして自分のコンテンツとして提供するとかはしてないんですけど、ふと思いついたアイデアが
「あっ、これって前に学んだ誰かから学んだ気がするんだよな。。。」
みたいな時に、その人の事が思い出せなかったりすると「ま、思いつかないし、いっか」という感じであたかも自分のアイデアとして語ってしまったりしてました(ごめんなさい🙇♂️)
特にこの時は「人を紹介したら自分にクライアントがつかない」という「欠乏のマインドセット」だったんです。だから自分の手柄にしたい、という思いが原因でこういう行動に出ていたんだと思います。
正直言って、この時自分が嘘を付いている感覚があまりなかったので、自分だけで見抜くのが難しかったです。なぜなら、別に誰にも指摘されないですし、正直市場でも認知されていない自分の事を気にしている人もいないわけで、何も起きずに時だけが流れていくんですよね。
ただ、そうやって人のアイデアをあたかも自分のアイデアのように紹介して結果が出ていたか?というと、実際に結果は出せていました。けれど、続きませんでした。
もちろん自分なりにアレンジして提供してはいたのですが、クレジット表記を付けていませんでした。
「この方から学んだ手法をアレンジして僕の商品に使っています」
みたいに言えれば良かったんですけど、あくまで自分の手柄にしたかった。そうすればお客さんがみんなついてきてくれると思って。
そして実際何が起きてたかというと、お客さんが来なくなったのではなく、自分自身がビジネスを崩してしまったんです。
その時は何が起きていたのか全く分かりませんでしたが、今から思い返すと、「罪悪感から逃げていた」んだと思います。
事業って積み上げていく途中に、斜め上からの予期していなかった出来事が起きるじゃないですか?
そういうのをきっかけに、「ここまでやってもこんなに大変な思いをしないといけないなら、止めちゃおう」と衝動的に思い、その感情をベースに止めると決断した事数知れずなんです。。。
多分ですが、信用を担保してくださった方の手柄を自分で独り占めしている事に対して、自分の中でも心の奥深くに罪悪感はあったんだと思います。だから、上手くコトが行かなくなっているのを理由に、「この苦しさから逃げよう」と決めていたんじゃないかな、と最近は思い始めました。
という事で、最初の質問に戻りますが、
「自分にウソ、ついてませんか?」
という質問、毎日自分に問いかけて、しっかり本当の自分と向き合って生きていこうと改めて思いました。
石川の事業相談窓口では、お一人45分から60分の時間を設け、あなたの事業課題を石川が解決するサービスです。
事業の現状や課題を10分から15分でヒアリング、その後30分から45分かけてその課題に対して「必要な設計」、さらにその設計を実行するための「アクションプラン」まで、石川が導きます。
僕の事業はいずれも伸び続けていますが、何か特別なことをしているわけではありません。
事業の原理原則に則って、当たり前の事を当たり前のように積み上げているだけです。
積み上がる事を積み上がるように設計し、途中で迷ったり悩まないようにアクションプランを計画し、あとは自分に課した約束を守り切る為に全力で行動しているので、当然の結果なのです。
何をやるのか決めて、迷わず悩まず全力でアクセルを踏めるようになった結果成果が出るべくして出る状態になる事、それがこの事業相談窓口の最大の目的です。