僕は仕事柄、それなりに多くの富裕層の方と会います。ちなみに彼らの一番の悩み。何だと思いますか?
家庭や夫婦関係に関する問題
これ実は経営に対するものじゃなくて、家庭や夫婦関係、そして特に子供に関する事が圧倒的に多いんですよ。
贅沢な悩みと言えるかも知れませんが、会社の継承や、相続についてです。彼らはもはやお金に困ることは無いので、目下心配事と言えば子供の事になるわけですね。
ちなみに、「私にはそんな継承して貰うほどの資産は無いから関係ないや」って思っていたら、いつものようにそれは危険信号です。
全く自分の状況とはちがうって話から、どれだけ自分の環境において使える視点を学べるかで、自分のビジネス脳をグレードアップする秘訣ですので、ぜひ頭に負荷を掛けて読み続けてみてくださいね。
で、多くの経営者が、子供にどのように資産を残すか?という事に日々頭を悩ませています。それは言い換えると、子供が大きくなった時に食べ物に困らない様に、今のうちから沢山のたべものを分け与えておこうという、親心とも言えます。
皆さん、可愛い我が子の為に余念がありません。
でも、子供が将来苦労をしないようにと先手を打つことが、場合によっては逆効果になるんじゃないかな?と僕は時々思うことがあります。
たべもの(有形資産)が潤沢にあるうちはいいです。でも、もしすべての食糧を食べてしまったら?その時、親切な人がたべもの(有形資産)を与え続けてくれますかね?誰かにたべものを貰い続けることは出来ますかね?
僕はそうは思いません。
ちなみに、資産にも2つあって、上記で書いたような有形資産と呼ばれるようなお金、不動産みたいなものと、もう一つ「無形資産」と呼ばれるものに分けることが出来ます。無形資産というのは文字通り、目に見えない資産の事です。
例えば、この考え方を子供への相続の話に当てはめると、リンゴや魚を、ただ子供にあげる事が「有形資産」で、リンゴの木の育て方や、魚の捕り方を教える事が「無形資産」です。そして、有形資産だけ残して、無形資産を残さないと、もらったものが無くなってしまった時、待っているのは言うまでもありませんね。
有形資産だけあげるのは一番かんたんです。遺産とか、そのまま残しておけばいいだけですので。(ま、それはそれで大変ですが)
ただ、勘違いしないで欲しいのが、資産を子供に残す事自体に異論はないですよ。有形資産だけ残すって事に僕は疑問を感じるって事です。
これは、僕が常にお伝えしている、「顕在的ニーズ」だけ満たして「潜在的ニーズ」を無視しているな、って思うんです。
野生動物が我が子に狩りの術を教えるように、自分でたべもの(有形資産)を手に入れる能力(無形資産)を身に付けさせる事が、親の務めであるんじゃないかな、って思うんです。
ちなみに、今は経営者と子供っていうコンテクストに当てはめて考えていますが、この資産の残し方は、他の関係についても採用できる概念です。例えば、仮に僕が不動産投資のお手伝いをする仕事をしているとしましょう。そこで、先ほどの資産という概念を当てはめてみると、
1,有形資産構築用コンテンツ(不動産詳細)
2,無形資産構築用コンテンツ(メール講座、投資DVD等)
みたいに分けることが出来るわけです。ちがう角度から分けてみると、
1,技術的コンテンツ(不動産)
2,教育的コンテンツ(投資DVDやセミナー、メール講座)
という風に分けることも出来ます。
ちなみに、今までからあるような不動産投資コンサルタントとか、ブローカー業務をしている方っていうのは、基本は1番だけを商品として提供しているでしょう。目に見えるもの=商品って感じですね。でも、僕の場合は2番がむしろメインってぐらい、2番のコンテンツ作製を徹底的にやり込みます。
なぜなら、2番めの無形資産を構築するってどういう事かと言えば、「投資脳をグレードアップさせる」という事で、要は自分の脳をOSに例えると、それがバージョンアップされていく感じです。
もし、有形資産である不動産がいくら手に入ったとしても、無形資産である投資脳がバージョンアップされていかなければ、結局有形資産を扱う事が出来ずに、宝の持ち腐れになります。要は、メチャクチャ切れる刀を貰っても、使い方が分からなければ単なる置物になる感じです。だから、僕が不動産コンサルタントだったとすれば、「投資のステージを上げたい人」をターゲットにコミュニティーを作ろうとします。
これは僕の軸なのですが、やはり目に見えない、潜在的ニーズを満たしたいと少しでも意識している人を対象に、ビジネスを展開したいと僕は思っています。(現段階では)コミュニティーを作る時にはもちろん、何かいいネーミングを考えますが、今は思いつかないので「投資クラブ(仮)」と呼びますけど、僕ならこういう打ち出し方をします。(ぱっと考えました)
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今回の僕らの「投資クラブ(仮)」に入るということは、言わば、土地や不動産等の有形資産を構築するだけではなく、脳内に作る資産(これを無形資産と呼んでいます)、見えない資産を構築することになります。脳内に作る資産というのは、情報収集力であったり、分析力、また発想力や創造力等の事です。こういうビジネスセンスが磨かれていくことで、各自の収入も数倍に跳ね上がることもあるでしょう。
そして、なぜ教育用コンテンツに投資DVDとメール講座の2つを用意したのかと言えば、「全員参加型のクラブ」にしていきたいと思っているからです。その為には、投資DVDだけじゃダメで、メール講座も作らないと上手く行かないのです。
なぜなら、大量の音声やDVDだけ送られても、高い確率で挫折してしまいます。だから、この投資クラブ(仮)では、ただコンテンツを配って終わり、と言うような無責任なやり方は採用しません。
ちなみにDVDは、投資に関しての総論をカバーしており、このDVDを観れば、投資の基本的な考え方や知識、視点を網羅出来ます。
また、このDVDを見て、知識や考え方を学んで頂くだけでも成長できますが、やはり実際に自分の身銭を切ってこそ、本当の意味での投資のステージは上げられるものです。
投資に失敗は付き物ではあり、失敗していく中で学べる事もたくさんありますが、人間の人生というのは限りがあるという事を考えれば、出来る限り短い時間でハイクオリティ、そしてハイボリュームの高い情報を学べたほうが良いに決まっています。そこで今回は実践の場という事で、○○○案件という不動産をご用意させて頂きました。
実際にDVDで学んだ視点を、今回の案件に参入するかどうかの決断に採用して頂く事も出来ます。ご自身の目で、魅力のある案件なのかどうかを判断して頂きたい、と思っています。
次にメール講座ですが、こちらは各論を説明する役割を持たせています。
これは、今回の○○不動産投資に参加してもしなくても、読んで頂くだけで投資で成功するために必要な「雛形」を、○○不動産投資という実例を元に説明していきますので、読んだ方の投資脳がグレードアップすること間違いありません。
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という感じで作れますね。本当のコンサルだと、もっと細かく見込み客と対話を重ねて、一緒になってコンテンツを作っていくことになります。
さて、今までは資産を与えることが大事で、でも有形だけじゃなく無形資産の方がもっと大事、という話をしましたが、この無形資産に含まれる事なのですが、「機会を与えてあげること」も重要だと思っています。
要するに「教育」の事ですね。
じゃあ教育って何のなのかと言えば、学ぶ機会、経験する機会、感じる機会を与えることです。楽しい、悲しい、怖い、ドキドキする、緊張する、凹む、怒る。
これらは子供の力だけじゃ手に入れられないので、親がその機会を作らないといけないな、って常に意識しています。
そして、その機会を与えたら、あとは子供がどのように反応するかを観察します。これは投資家に対しても言えます。
その機会をどのように活用するかは、自分で考えさせるようにしています。チャンスを与えて、利用する方法まで教えたら、それからはその子の問題です。
もちろんこの方法は、僕がこうしているだけであって、これが正しいのかどうかはわかりません。ただ僕の中では、
「機会」
こそ親が子に与えられる、教育者が生徒に与えられる最大の資産なんじゃないかな、と思っています。
時には、痛い目を見る事になるかもしれません。決していい思いばかりじゃないでしょう。しかし、その多くの経験を手に入れる事が大事なんじゃないかと。
そして、痛い思いをすることで得られる「教訓」「知恵」ってのが、その人の人格としての重みになってきますし、教訓をいくら積めたかで、助けられる人の量も決まってくると思います。僕は、その経験から学ぶ事がいかに重要かということは、私も多くの諸先輩方から教えられたと心の底から思っています。
また、その経験を素直に口に出す場所を作ってあげる事も大事ですね。そうしないと、子供がどう感じたかこちら側はわからないからです。
この場所をコミュニティーは含んでいます。自分が行った投資をみんなにシェアしたりすることで、色々な人が学んだ教訓や知恵、経験に他の人も触れることが出来るようになるのです。
子供たちの話に戻りますが、彼らにはお金をたくさん持っている人間ではなく、経験豊かな人間になってほしいなーって、心の底から思っています。
僕が考える企画というのも、お金を稼げるようになる、という有形資産が手に入るのは当然ですが、魚の捕り方という無形資産である、ビジネス脳をグレードアップさせる事が出来るものを作りたいな、って常に思っています。
今現在、発信している情報も、当然この理念に基づいての行動ですね。
私がニュージーランドに住み続けている理由の一つなんですけど、それは、子供の教育です。
実際に他の国に住むというアイデアは浮かんでくるのですが、例えば、僕はフィリピンでも事業を展開しているので、そこへも移住したいな、という思いがよぎったこともありましたが、どうしても教育となると、ニュージーランド以上の場所が見つかりません。
で、この判断が間違っていなかったことは、日々実感しています。
子供たちの英語のレベルはすでに現地の子供たちと変わらず、日本では経験できない自由な教育を日々受けることで、本当にのびのびと育ってくれています。(多分笑)
恐らく彼らは、将来必要になった時にはブログや日記も英語で作るでしょうし、スピーチをする機会があれば英語でスピーチをするでしょう。というか、既に学校ではしているみたいですし。
また、何か知りたいことがあればインターネットで英語で検索しますし、世界中の英語の論文を読めるので、日本語の論文でしか知り得ない情報の、何百倍もの情報を知ることが出来ます。
逆に日本語に関してが多少心配で、話す聞くはできるけれど、読み書きが弱いですね。何とか日本から参考書とか取り寄せて一緒に勉強していますけど、やっぱり日本で山程の宿題をしている子どもとは差がつきます。
僕はそこは結構ゆるく考えていて、とりあえず日本語が話せて、僕らの親と意思疎通が取れれば、とりあえず良いかなーとは思っています。(奥さんの方が厳しくしてくれているので、任せてます笑)
祖父母が孫とコミュニケーション取れないって悲しいじゃないですか、って僕は思ったりしていました。
ともあれ、英語がもうあそこまで完璧に出来るって羨ましいですね。。本当に羨ましい。もちろん、僕もかれこれ住んで14年になりますので、ネイティブと普通に話をすることは出来ます。
そして、一応ニュージーランドの大学にも行ったし、現地企業の重役さんにコンサルもしているし、一緒に企画を立てる時も意見をさせて頂けるほどなので、それなりに話が出来る方だとは思います。
でも、うちの子供のレベルには達していないと思います。やはり、生まれ育った頃から英語に触れているのと、途中から学んだ人の違いってところでしょうか。
まあそこら辺は感覚の部分もあります。
私も子供のころにそういった環境だったら、英語もネイティブのように話せただろうし、つくづく子供たちを羨ましいと思います。
ということで引き続き、ビジネス脳をバージョンアップさせて行きましょう!
石川の事業相談窓口では、お一人45分から60分の時間を設け、あなたの事業課題を石川が解決するサービスです。
事業の現状や課題を10分から15分でヒアリング、その後30分から45分かけてその課題に対して「必要な設計」、さらにその設計を実行するための「アクションプラン」まで、石川が導きます。
僕の事業はいずれも伸び続けていますが、何か特別なことをしているわけではありません。
事業の原理原則に則って、当たり前の事を当たり前のように積み上げているだけです。
積み上がる事を積み上がるように設計し、途中で迷ったり悩まないようにアクションプランを計画し、あとは自分に課した約束を守り切る為に全力で行動しているので、当然の結果なのです。
何をやるのか決めて、迷わず悩まず全力でアクセルを踏めるようになった結果成果が出るべくして出る状態になる事、それがこの事業相談窓口の最大の目的です。