サロン経営

認知してもらうためには、こだわりを捨てないといけない?

お客さんの無料相談に乗っているときによく、

「認知してもらうためには、こだわりを捨てないといけないと思って」

という言葉を聞くことが多いのですが、あなたはこの意見どう思いますか?

僕は、

「ある意味正しくて、ある意味間違っている」

と思います。

 

まず正しいの意味から解説すると、お客さんに自分のビジネスを認知してもらうためには、自分のこだわっている事を捨てないといけない時もあります。

例えば、自分はFacebookが好きだから、Facebook集客には挑戦するけれど、オフラインの集客は苦手だからしない。という感じです。

もちろん、Facebook集客が好きでFacebookから集客が出来ているのであれば止めません。

でも、僕に相談に来ている時点で、Facebookからの集客が出来ていないのですから、まずは好き嫌いは置いておいて、お客さんを集客できる媒体を選ぶべきです。

それが結果的にFacebookからの集客であればラッキーですし、そうじゃ無かったとしても、集客に困らなくなるのであれば、悩みは解決するわけです。

 

にもかかわらず、集客に困っている方は、集客に困らなくなるやり方かどうかで判断せずに、自分の好き嫌いでやることを選ぶ傾向にあると思います。

好き嫌いは確かにビジネスを作っていく上で大事な要素ですが、まずはそこに「こだわらず」に、自分の困っている事を解決することにフォーカスしましょう。

その結果、最短最速で悩みが解決して、集客に困らないビジネスが出来上がります。

 

というのが「正しい」という意味で、次に「こだわりを捨てるのが間違っている」という意味について説明します。

 

僕は常々クライアントに

「ジャンルを絞りましょう」

という事を言ってます。

なぜなら、ジャンルが広ければ広いほど、お客さんに認知されにくくなるからです。

例えば、マッサージサロンや治療院をやられている方に多いのですが、

「どんな痛みでも治します!」

的な事をウリにしている方が多いのです。

ですが現実は、これだと逆にお客さんに選ばれるのが難しくなります。

 

ちょっと考えてみてほしいのですが、もしあなたが「腰痛」で困っているとしたら、以下の2つの治療院のどちらを選びますか?

1,腰痛患者数日本一の治療院
2,腰痛、肩こり、首痛から自立神経失調や姿勢矯正にも対応している治療院

多くの人が「一番」を選ぶと思います。この理由ってあなたは分かりますか?

 

これは人間の心理なのですが、「専門性」を打ち出しているビジネスほど、お客さんには「こだわっているお店」だと認識されやすいです。

こだわっている治療院だと認識されれば、

「自分の悩みを解決してくれそうだな」
「こっちの方が信頼性が高そうだな」

とお客さんは思ってしまうのです。

たとえそれが、実際は「何でも屋」さんの方が、実力はあったとしてもです。

 

お客さんは選ぶ時点では本当の実力は分かりません。施術を受けてみて初めて、

「これからも通いたい院だな」
「次も来たくなるサロンだわ」

と感じるのです。

だから、お客さまが最初にビジネスを選ぶ基準は

「あなたに実力があるから」

なのではなくて、

「あなたには実力が”ありそう”だから」

という感じで選ぶのです。

この点を勘違いしている方が多いから、集客に困らなくなるために自分の実力を磨いたり、提供する商品のこだわりを捨てて、どんなお客さんも受け入れたりして、結果的に集客に困る状態から抜けられないのです。

 

なので、あなたがまだ集客に困っているのであれば、まずジャンルを絞って専門性を打ち出しましょう。

その結果、お客さんの目に止まりやすくなり、結果的にあなたのお客さんが増えて、しっかりお客さんのニーズを引き出すことが出来て、お客さんの悩みを解決できれば、あなたは絶対に集客には困らなくなります。

 

ただ、どうやって専門性を出したらいいか分からない?

と思われたのであれば、ぜひ僕の無料相談をご利用下さいね。新しい可能性が開けるのを実感出来ますよ。

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