最初の1年目で一気に稼いだはいいけど(だいたい月商1000万円)、その後ビジネスを組んでいたパートナーの裏切り等もあったりで事業経営が傾き、本当にどん底を経験している会社のテコ入れに入っているのですが、会社の立て直す具体的な手順どうこうよりも、一番大事になってくるのが「経営者としてのメンタリティ」を整える事が再優先事項だな、と。

過去の失敗に引っ張られすぎて、今目の前にあることを解決する際に必要な行動量、突き詰めれば「情熱、決意、覚悟」っていう精神的にたどり着くのですが、それが積み重ならないんですよね。

確かに眼の前に山のように積み重なっている課題を一つ一つクリアしていくことを考えるだけで気が滅入る気持ちは分かるのですが、ただ闇雲に取り組むのではなく、優先順位を決めて、他社の基準ではなく、自社の実現したいビジョンを達成するために必要なものだけに時間、お金、努力を費やす事が必要になる。

そして、丁寧に問題を見ていくと、忘れてしまいたいような事業を傾けるきっかけになった出来事さえも、会社の特徴として打ち出すことが出来る。この事を僕は「再定義」と呼んでいます。

立ち上げ当初に一緒に大変な時を過ごした、最終的には裏切られる形になってしまったけれど、その人物によって付けられた会社名でさえ再定義を駆使すれば、一つのストーリーになり、共感を生み周囲に広げるのに役に立つコンテンツに昇華させる事が出来る。それは、エピソードが存在するから。

また、クライアントとやり取りをしていると、負け続けているので、負けるのがクセになっていて、別に負けることによっての悔しさというのが沸き起こらない状態になっているから、負けることによって発生する行動するのに必要なエネルギーが手に入らない。

勝負点を明確にし、勝ったのか負けたのかハッキリさせる。いちばん大事なのは、勝って何を学べるか、負けて何を学べるか。勝ったか負けたかわからない状態では、学ぶものを見つけるのが難しいから。

一歩一歩新しい行動を起こし、新しいデータ、体験を積み重ねていくことで成長していける、そういう地味だけれど着実に自社に、スタッフに、お客さんに利益を還元できる会社にしていきたい。

ABOUT ME
石川譲
石川譲
Globalcube Limited 創業者・代表。「事業は、『誰を助けたいか』から始まる。」をMissionに、日本・ニュージーランド・英語圏で事業づくりに伴走しています。1981年東京生まれ、2004年からニュージーランド在住。
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