マクロな視点を養うにはどうしたらいいか?

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今日は「マクロな視点を養うにはどうしたらいいか?」という話をしたいと思います。

この話は、僕のクライアントがお客さんに話す時に気をつけて話してね、といいますし、僕自身がお客さんに説明するときにも「マクロとミクロの移動」を意識して話しています。

 

まず結論から言いますと、

「ゲシュタルト(概念)の重心を発見する」

という考え方が大事です。

なので、概念の重心、一番重要だと思う所を見つける練習をして下さい。

 

ただそう言われても、どうやって練習すればいいか分からないし、そもそも概念の重心ってどうやって見つけるのかわからないと思いますので、最初から説明します。

 

まず最初に、マクロとミクロという言葉の定義を知らない人の為に、言葉の解説をしたいと思います。

というか、僕の考えている「マクロとミクロ」の定義をお伝えすることで、同じ定義に対する理解の元話を進めることが出来ますからね。

 

これはビジネスに限った事ではないのですが、何かを学ぶ上では、「マクロなアプローチ」と「ミクロなアプローチ」の両方が必要です。

マクロとは「全体性」つまり、大所高所から見て、概念(ゲシュタルト)を捉えるという考え方です。

だから、ビジネスというジャンルに落とし込むと、ビジネスという枠を超えて、お金の本質を辿ったり、さまざまなビジネスモデルとの比較から、普遍的なビジネスのルールを探っていきます。

 

一方で、ミクロなアプローチとは、「より微細な部分を学んでいく事」で、ちょっとしたズレを補正していきます。

これもビジネスのジャンルに落としこんで説明すると、例えばホームページ集客だとSEOを勉強する必要があったり、インスタグラムだと写真の世界観を作る必要がある、というのがミクロなレベルの話です。

 

他の例として、今回は動物というテーマでマクロとミクロを考えていくと、「ミクロ」というのは動物の個別の種類ですね。

ミクロ:犬、猫、馬、キリン、モルモット。。。

 

それに対してマクロというのは、ミクロで出てきた動物の種類を俯瞰して見た時に、共通の特徴みたいなのがあると思うんですけど、そういう共通部分、概念(ゲシュタルト)というのがマクロになります。

マクロ:足が4本、毛が生えている、交尾する。。。

 

厳密に言えば動物というのは、上記に書いた特徴以外の部分も指すとは思いますが、今回はマクロとミクロの言葉の解説をしたくて使った例だと思って、そこら辺の細かい部分はとりあえず置いておいて下さい。

 

そして、マクロに物事を捉えることが出来れば、仮に自分がライオンという存在を具体的に知らなくても、動物をマクロの視点で捉えていれば、ライオンを初めて見た時に「動物だ!」と認識することが出来るんですね。

でも、ミクロな視点でしか捉えていなければ、犬、猫、馬、キリン、モルモットを単体で見たら全く違うものなわけです。

なので、ミクロな視点でしか捉えていなかったら、上の例で行くと、ライオンを初めてみた時に、
「犬、猫、馬、キリン、モルモットじゃないなにか」
としか認識出来ないんですよね。

そうなると、またライオンを一から勉強しないといけないって思っちゃうんですけど、でもそれって大変ですよね。

 

これは現代社会にも当てはまるのですが、もう基本的に現代は情報が多すぎるので、よほど頭の許容量が多い人じゃない限りは、ミクロを置い続けてしまうと頭がパンクしてしまいます。

なので、マクロな視点で情報を追い続けるという癖をつけて下さい。

ミクロ的アプローチは、やり過ぎるとシンドいんですよ。

だからそのためには、「マクロな視点を養う必要がある」という事です。

 

かと言って、微細な調整が全く無いと、マクロ的アプローチが逆に難しくなるので、要はミクロとマクロはセットなのです。

 

さて、ここでマクロな視点を養う方法をお伝えします。

マクロ的アプローチ(つまり大きな概念を捉える事)をする際には、「ゲシュタルト(概念)の重心を発見する」という考え方が重要です。

これは結果的にはミクロ的アプローチにも繋がります。

 

ややこしいのですが、ゲシュタルトのイメージとしては、「空に浮かんでいる雲のようなもの」だと想像してみて下さい。

ぼんやりと、ふわふわと、存在しています。

だから、捉えるのがとても難しいのです。

 

じゃあその「概念を捉えようとするけど、イマイチ掴めない。。。」となった時にどうすれば良いか?というと、そのふわふわとした雲(ゲシュタルト)の重心を捉える
ことが重要です。

重心を捉えるというのは感覚としては、「ふわふわと飛んでいきそうなわたがしに棒(軸)をさして安定させる」ようなイメージです。

 

ただ、どこにでもテキトウに綿菓子の棒を指して良いわけじゃなくて、ここで大事なのは「どこに棒をさすか?」を見極める事です。

 

ここでもイメージしてほしいのですが、例えばわたがしの端っこに棒をさしたらどうなるでしょう?

実際にわたがしの棒の指す場所がバランスが悪いところに刺してあるのを貰った事がある人は分かると思いますが、その状態が続くと崩れて落ちてしまいます。
それと同じで、概念を捉えるときも、「ゲシュタルトの重心」に刺す必要があります。

 

日本人は特になんですけど、このマクロな視点っていうのを全く持っていない人が多いです。

もちろん、そういう僕も例外ではありません。今でもマクロな視点を養うことには時間を費やしています。

 

これは僕は学校教育に原因があると思っています。

もちろん、全てが悪いと言っているのではありませんが、小学校や中学校にいた時に、暗記という作業をしたと思うんですが、暗記という作業自体はミクロな行為に位置します。

僕はこれを「ミクロの詰め込み」と呼んでいます。

 

先程まで説明してきたマクロな視点とミクロな視点の定義に合わせると、常に覚えていく、記憶していく。単体を記憶していく作業が暗記です。

 

だから、雲の中心に棒を差し込む練習をしていないのです。

その結果、わたがしの棒の差し込み方も分からないし、当然差し込む場所も想像付きません。

というかそもそも、わたがしの棒を刺すことで概念が捉えやすくなる、という事自体理解していない人が多いです。

 

なぜなら、そもそも概念の中心を捉える方法、わたがしの棒を中心に刺す方法なんて習ったこと無いと思うんですが、それが当たり前になると集客をすることになった時には、アメブロがどうだ、フェイスブックがどうだ、ホームページがどうだ、ホットペッパービューティーがどうだ、ちらしがどうだ、とか一つ一つの細かい勉強をする行為に走ります。

 

もちろん、一つひとつの集客法についてはある程度勉強することを否定しているのではありません。

ただ、集客という本質が分かっていれば、例えばアメブロで一回集客出来るようになれば、他の媒体で集客するのは比較的簡単になります。

 

集客の本質というのは、集客という「概念」の中心(ゲシュタルト)の事です。

「集客って要はここを抑えておけば出来るよね」

「集客する上で一番大事な部分はここです」

といえるという事です。

 

抽象度の高いゲシュタルトを作る事が出来れば、全部一緒に見えるようになります。

それはマクロで捉えているからです。

逆にゲシュタルトを作れないと、すべてがバラバラに見えるので、一つ一つを覚えないといけない、と感じます。

 

これをビジネスに落とし込んで話をすると、人によっては、アメブロとフェイスブックは全然別のものとか、アメブロとチラシは別、アメブロとホームページは別みたいに考えるわけです。

 

やはりその考え方だと、勉強する量が莫大になって、勉強する事自体が大変になってしまいます。

その結果、勉強を続けることができなくなるという結果が待っているので、マクロな考え方というのを身に着けて欲しいなって思います。

 

そして、このマクロな考え方を養っていくために、概念の中心を作るという練習をしましょう。

要するに、色々な概念、自分にとって興味のあるもので構いませんから、それを題材に、ゲシュタルトを作る練習をします。

 

例えば、僕はビジネスに興味があるので、

「ビジネスにおいて持つべきマクロな視点」

についてお話したいと思います。

 

僕がわたがしの棒を突っ込むところは、

「お客さんのニーズ」

です。

 

「お客さんのニーズ」を引き出すことが出来ていれば、絶対にビジネスは潰れません。

 

じゃあ、どうやって「お客さんのニーズを引き出すのか?」と考えた時に、持つべきマクロな視点は2つあります。

このわたがしの棒を雲(概念)のどこに差し込むべきか?と悩んだときは、

1,時代がどう流れているか?っていう視点
2,それによって人がどう変化したか?

という2つの視点を持って下さい。

 

そして、この2つの視点を持っていれば、お客さんのニーズが自然と見えてくるので、どんなお店でも集客させる事が出来る、と僕は思っています。

 

逆に言うと、この2つの視点が無い人が

「アメブロ」
「フェイスブック」
「ホームページ」
「チラシ」
「DM」

などのテクニックばかりに惹かれてしまいます。

 

また集客できない人は、そもそもお客さんからの需要がないビジネスをやっている可能性が高いです。

勘違いしている人もいますけど、同じことが永遠に需要があるなんて事はありません。

 

例えばラーメンで言えば、 10年前に流行った味と今流行っている味は 全然違います。

「でも、同じラーメン屋さんでもずーっとお客さんが入っているじゃないか?」

って思うかもしれませんが、基本的には味を変えていると思っています。

 

もちろん、ずーっと変えていない店もあるかもしれませんが、何かしら変わっているのが普通です。

味の場合は、現代人の舌に合わせて変化させているんですよね。

やっぱり売れているところとか、集客出来ているところは、時代の変化に合わせた何かをやっているわけです。

 

時代が変われば人もかわるわけです。

例えば5年前の時点で、LINEがこんなに流行るって、予測できた人がいたかって、いないと思うんですよね。

 

そうやって時代も変化すれば人も変化しているわけなので、そこの変化を感じ取るべきですし、そこを感じ取れればやるべきことは決まってきます。

 

例えば、10年前20年前に書くべきチラシと、今書くべきチラシってのは違います。

理由は簡単で、「人が変化しているから」です。

でも、それを理解してちゃんとチラシを作っている人ってあんまりいないんじゃないかなと業界を見ていて思います。

 

そういう視点で見ていった方が絶対に集客は出来ると思うので、このマクロの視点を養う事を怠らずに訓練してほしいと思いますし、自分ももっとゲシュタルトを上手く見つけることが出来るようになりたいと思っています。

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Yuzuru Ishikawa(石川譲) 石川譲(ゆずる)。S56年東京都出身ニュージーランド在住。「欲しいライフスタイルがあるなら、自分で作ればいい」をモットーに、店舗ビジネス、小規模ビジネスの集客、経営のサポートを行う。サポートする経営者は、「週休3日」「1日お客さん2人まで」「競合と戦わないニッチ戦略」を中心に、家族持ちや子育て、介護で忙しい人でも自由に結果を出せるようになる為の仕組みづくりが好評。コンサルティング実績は、アロマサロン、リンパドレナージュなどの美容サロン、ボイトレ、英語、アーユルヴェーダ、などのコーチ、会計士、印刷会社、不動産ソフトウェア、文房具店などの中小企業で月間売り上げを数十万円~数百万円アップさせる。高額コンサルティングはキャンセル待ち状態。

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