こんにちは。石川です。
先日、ノウハウの作り方の話をしましたが、
それに対しての反応が多かったです。
その返信を読んでいて思ったのが、
「勉強」の意味が人それぞれで違うなって思ったので、
その点について一つの角度から書きたいと思います。
勉強をするという事は
「ただ真似する」
のとは違います。
これ、意外と勘違いしている人多いですし、
それが勉強だと思わせている指導者も結構います。
僕が思う「勉強」という意味は、自分の頭で考えて、
「自分の状況に落としこむ」
事だと思っています。
勉強しまくっているけど、結果が出ていない人は
これが出来ていない人が圧倒的に多いです。
人によって足りないもの、得意なものって違うので、
役に立つ内容は変わってきます。
だから、同じように真似しても
同じ結果が出ないのは当たり前なのです。
逆に「自分に落としこむスキル」を身につけられれば、
どんな業種からでも学びを得ることが出来ます。
もっと言えば、日常生活全ての活動が学びに変わります。
僕が経営している会社では、僕がコンサルタントとして働いている以外では、
基本アプリ開発(音楽系)とかアフィリエイト(海外)、
また金融業や自動FXソフトのEAでFXをやったり、広告代理業をしていますけど、
参考にしているのは
「超大手企業がどこを見ているか?」
だったりします。
つまり、時代の流れってのを読もうとしているわけです。
なぜなら、時代の流れには基本逆らえないと思っているので、
逆らわずに乗っちゃいましょう、というのが僕の考え方です。
前にもお伝えしましたけど、まさに「波乗り」の感覚です。
そして、その企業が向いている先にあるものを、自社の媒体に合わせて当てはめて、
戦略を練ったりしています。
例えば、最近で言えばPokemonGoが流行りました。
そして予想通り、色々と社会問題にまで発展していますけど、
こういう時に、メディアで発信されている情報は情報として、
自分のフィルターを通して観ることが大事になってきます。
昨日スカイプで話した方とも、
少しだけこのゲームの話になりましたけど、
じゃ、このゲームから読み取れる「流れ」って一体何だと思いますか?
色々な着眼点というのはあると思いますが、
どのビジネスも意識しなければいけない点としては、
「スキマ時間をいかに使ってもらうか?」
という事です。
Pokemon Goは、電車の通勤、通学時間や、
仕事終わりに公園に行って、アイテムを拾ったり、
友達と遊んでいる時に、アイテムが突然出てきたりと、
ほんの数分の時間を割けば遊ぶことが出来るゲームです。
つまり、日常生活をしている時であれば、
いつでもPokemon Goで遊ぶことが出来るって事です。
これは、いつも僕がお伝えしている
「ゲームの再定義」
を行ったのです。
今までであれば、ゲームは家でするもの、という感じでしたが、
それをスマホ一つで、しかもずっとスマホを見ている必要もなく、
色々な場所でちょっとしたスキマ時間に遊べるのです。
この流れってのはもう止まらないので、
あえて逆らうのではなく、いかにしてその流れに乗れるか?
という事を考えるべきです。
じゃあ、どのようにこの「概念」をビジネスに落としこむかと言えば、
「いかにスキマ時間に僕らのコンテンツに触れてもらうか?」
という事を考えなければいけない、という事です。
要は、僕で言えば、いかにして電車通勤している間のスキマ時間に、
Pokemon Goじゃなくて、僕のメルマガを読んでもらうか?
という事を考えて、より面白い話をしなければなりません。
こういう感じで、一つの考え方や流れを見つけたら、
具体的にどうやって行動するか、を考える癖を付けましょう。
ちなみにそうやって、自分の状況に落としこむ練習を続けていると
自分の強みと弱みに対する理解が深まります。
そして、分かっているからこそ、
どの部分は自分が弱くて、どの部分は強いから、
この教材からはコピーライディングが学べるな、とか、
SEOに関しては大丈夫だけど、SNS集客に関しては参考になるな、となるわけです。
先日からうちの息子のサッカーの話をしていますけど、
彼が練習をしているのを見ていて、ふと思いました。
先日クライフターンというテクニックを学んできて、
一生懸命家の庭で練習していました。
思っていた以上にキレイに出来ていたので、
結構僕も驚いたのですが、
確かにキレイに出来ている事にも驚きましたが、
「僕が前に教えた時よりも圧倒的にキレイに出来ている」
という事にショックを受けました。
ここでまず、僕の教え方が悪い、
という理由もあったとは思います苦笑
ですが、さすがにそれだけじゃないだろうな、
とは思ったんですね。
というのは、家に帰ってきてクライフターンをしているのを見ると、
「あっ、この足が邪魔だ」
「こっちのターンは出来たけど、逆が難しい」
「強く蹴りすぎてダメだ」
という感じで、細かい分析を自分でしていたんです。
こういう分析を僕が教えた時は全然やってなくて、毎回
「あれ、ちょっと違うんじゃない?」
って伝えると、
「そんなこと無いよ。合ってるよ!」
って言って全く話を聞きませんでした。
ま、親が言うのとコーチが言うのでは、
全く入り方が変わるのはあると思いますが、
僕の感覚では、綺麗さを追求はしていない感じに映ったんです。
でも、今回はとても細かく体の動きを意識して、
何回も繰り返し練習していたんです。
これは、僕の教え方が悪かったというのを差っ引いても、
さっきお伝えした
「自分の弱み、強みをさらに深く理解した」
事による影響があるんじゃないかなーって思ったんです。
自分の中で弱みだと理解していなかった時は、
全く人の話を聞かなかったわけです。
でも、自分が出来ていないと心の底から理解したら、
一生懸命学ぼうという姿勢に変わりました。
この過程、子供だけじゃなくて大人の僕らにとっても、
意識していおくべき事だなって思います。
どうしても人間って、自分は大丈夫、って思ってしまうと、
学ぶ姿勢を放棄してしまいがちです。
だから僕は、常日頃から2つの事をしています。
一つは、自分の出来ているところ、出来ていないところを
常日頃から意識する事です。
つまり、具体的に何が出来て、何が出来なかったのか、
という事を毎週、毎月反省するのです。
その際に、売上という数字を目標にしてしまうと、
相手次第の部分も出てくるので、そこではなくて、
焦点を、売り上げる為に必要な見込み客に対しての「アプローチ数」に定めて、
まずはそれを達成出来るかどうか勝負する、という感じにしています。
その上で、アプローチ数の目標を達成したにも関わらず、
売上を達成できていなかった場合は、
もっとアプローチ数(クリック数)をあげるか、
クリックした後に遷移したページの最適化を施すか、
という事をチームと話し合います。
それともう一つは、
「専属コンサルタントを付ける」
という事です。
つまり、自分の弱み、強いを意識させてくれる人を見つけて、
定期的に話を聞いてもらう、という事です。
これは、昨日も話しましたね。
要は、鏡としての存在ですね。
それがコンサルタントだったり、友達だったり、
ビジネスコーチだったり、塾の講師だったりするわけです。
自分の眉毛は鏡が無いと見れないように、
女性がお化粧する時は、常に鏡を見ながらするように、
自分のビジネスを整える時も、出来る限り見てもらった方がいいですよ。
それでは、次の打ち合わせに行ってきます!
石川の事業相談窓口では、お一人45分から60分の時間を設け、あなたの事業課題を石川が解決するサービスです。
事業の現状や課題を10分から15分でヒアリング、その後30分から45分かけてその課題に対して「必要な設計」、さらにその設計を実行するための「アクションプラン」まで、石川が導きます。
僕の事業はいずれも伸び続けていますが、何か特別なことをしているわけではありません。
事業の原理原則に則って、当たり前の事を当たり前のように積み上げているだけです。
積み上がる事を積み上がるように設計し、途中で迷ったり悩まないようにアクションプランを計画し、あとは自分に課した約束を守り切る為に全力で行動しているので、当然の結果なのです。
何をやるのか決めて、迷わず悩まず全力でアクセルを踏めるようになった結果成果が出るべくして出る状態になる事、それがこの事業相談窓口の最大の目的です。