経営(サービス提供)

「欲しいもの」じゃなくて「必要なもの」が手に入っていると「信頼」する

今日は、僕が先日あるご縁でお話しした女性の事を紹介したいと思います。

この方は、人を集めたり、企画して人を楽しませ、そして自分も楽しむのが好きな人なのです。ある時はお茶会を開いたり、翌月はヨガが得意な人を中心にヨガレッスンをしたり、その次はクッキー作りをしてみたり、その後には習字教室に参加したり。

一見すると何の軸もなさそうに見えるのですが、逆にこの「緩さ」が参加率の高さにつながっています。毎回の企画には興味がある人だけ参加すればいいのです。

例えば、ヨガに興味はあるけれど、習字には興味が無ければスキップしてもいいし。この方は他にも読者会や経営者の集いってのも企画しています。そして、その方は参加者の一人として、外部の講師をお呼びして勉強会を開いているのです。

すごいフラットな関係なんですよね。本当にすごい。これだけ手広く広げているんですが、ご自身に不調和が起きていないので、どのグループも評判なんです。

ただですね、収益としては全然上がっていないんです。でも、この方が貢献している価値というのは計り知れません。実際に、そのコミュニティーに参加している方が、友達を連れて参加されるのが日常茶飯事なのです。

みんな自分で主催するとなると大変。だけど、気軽に参加できるのがあればフットワーク軽く出ていく。そういう時代なんだな、って思います。リンクトインでも起きていますよね。

滋賀県で開催した時にも、兵庫県から参加したなんて人もいたそうです。別に地元にもそういう教室なんてあるわけですよ。なのに、交通費払って滋賀県まで出かけていく。

その理由が分かる人はビジネスで成功できる人です。これだけの価値を提供しているので、この女性には既に色々な価値として返ってきています。

当初彼女は気づいていませんでしたが、話していく内に気がついたことがあります。それは、

「人脈や出会いとして返ってきている」

事でした。

価値を提供しても、必ずしもお金として返ってくるとは限らないんですよね。でもそこで「お金が返ってくる」と「期待」しちゃうと、そういうオーラが周囲に匂い始めます。

まず、「お金が欲しい」という感情から参加者を見るようになります。そしてお金として返ってこないとガッカリして、相手に対して不平不満が出てきます。実際に言葉に表す意図が無くても、書く文章、話す言葉に現れ始めます。

参加者はそういう細かい部分に敏感に反応し、より財布の紐は固くなります。「奪われる」という気持ちを感じれば、自然と人間はそのコミュニティーから離れていきます。

この女性のコミュニティーにも、タイミングが来ればお金も流れてくるはずです。そうすれば、自然と利益を出す仕組みが出来上がります。ここを「信頼」出来るかどうかがポイントだなって思います。

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