自分との向き合い方

アウトプットをする癖をつけた方がいい本当の理由

ここ数日ですが、改めて決意し直して文章を毎日書いています。

というのも最近また昔の悪い癖が出始めたので、ブートキャンプを自分に課しています😅

実はここ最近、人生の方向性で迷う事があって、自分との対話の時間を作って心の声を聞くことに注力していたんですけど、その際に僕が好きな経営者のポッドキャストを聞いていたんです。

そんな時にポッドキャストで

「情報をインプットばかりして、アウトプットしてないですよね?」

と言われて、その言葉に

「はっ!それ俺だ。。。」と気がついたんです。

これ僕の本当に悪い癖で、「アウトプット」するのって結構しんどいので、どうしても心地が良い、成長している気になる「インプット」の比重が増やしてしまうんです。

ちょっと前までは意識して、苦しみながらもアウトプットしていたのですが、ポッドキャストで圧倒的にインプットばかりしている自分に今回気がつき反省。

ただ、インプットを全くゼロにするメリットは無いので、自分にルールを設けました。

「何か情報を消費する為には、最低でも1記事書かないとダメ」

というルールです。あえてここで宣言して、自分を追い込みます😆

これ本当に面白いな、って思うのが、僕自身「毎日文章を書く事によるメリット」は、自分の経験上重々分かっているんです。それなのに書けなくなるっていうのは、自分に甘いんです。

なので、やっぱり目標を達成できる環境を整えることの重要性を改めて感じました。

ということで今日は、文章を書くことによるメリットについて、もう少し深堀したいと思います。

単純に記事を書き続ければ、コメントすれば、ツイートすればライティング力が上がるとか、そういった次元の話じゃなくてですね、実は、これを意識するだけで、ビジネスがうまく行き始める、なんて事も起こりえます。

普通、多くの人って、「インプットしてる時」と「アウトプットしてる時」が切り離されています。パイプが途中で途切れちゃっている感じです。自分が一生懸命インプットして、成長して、その後、それをアウトプットする、という感じでやっています。

例えば、講座、セミナー、ポッドキャスト、リンクトイン等で学んだ時、そこで得られた知識をまずは消化することに時間を費やして、自分が提供できる立場になった時に話をする、

みたいな感じです。

それに対して、特に最近強く感じるのが、インプットとアウトプットの時間の境目を無くして、最初から両方に繋がりを持たせるようにしています。

どういうことかと言えば、こうやって今アウトプットしている間に、インプットも出来ているのです。僕の場合、この「記事を書くこと」は、アウトプットであり、同時に、インプットでもあります。

違う言い方をすると、頭の中に溜まっていた情報(知識、感情など)を消化していく感じです。そういうイメージでやっていると、今まで考えもしなかったアイデアが降って来たりします。

先日もそういう体験が連続して2日間ぐらいありました。

僕の日課は犬の散歩で、スプルードルという犬を飼っています。で、めちゃくちゃエネルギーが高い犬のなので、1日2回ほど歩きに出かけないとエネルギーが余って爆発するんですよね😆

となると、結構な時間を散歩に費やす事になるのですが、最初はただただ一緒に歩いていて、まあそれも悪くなかったのですが、歩く以外にも何か出来ないかな、と思って、ポッドキャストを聞いたりしているんですが、最近は自分の中で気になっている感情とか出来事を消化することを始めました。

その中で面白い体験をしたんですが、食べ物が消化されるとエネルギーとして体に吸収されるのと一緒で、しっくり来なかった事が言語化出来た瞬間に今まで考えなかったひらめきとかが訪れるんですよね。

そして、思いついた瞬間にメモに書く。これがポイントです。

これ別にオカルトでもなんでもなくて、本当にエネルギー感じるんですよ。もちろん、あくまでイメージですよ。

なんか不思議な現象に思えるかもしれませんが、これってコンサルとかしてたら誰にでも経験があるんじゃないかなと。

誰かに教えていて、「この人のために、何かもっと分かりやすく説明できないだろうか・・!」と必死に考えながら喋っていると、今まで聞いたこともないような説明がふっと降りてくる、みたいな。

それって実は、究極のインプットなんですよね。その時降りて来たものというのは、本当に活きた知識、智慧となるからです。

なぜなら、事前に準備したものではなく、メールを書いている今その瞬間に「何かこの人たちの為に出来ないか?」と考えた結果沸き起こってきたものだからです。

だから、僕がクライアントさんに言っているのは、

「アウトプットしている時が、最大のインプット」

なのです。まさに循環し続けさせるって事です。

メールを読むだけがインプットではありません。ポッドキャストを聴いているだけでもダメ。それは知識を得ているだけで、その後、溜まった情報を消化する時とか、メールに返信する時、記事を書く時に「本当のインプット」が始まります。

よく、世間では「アウトプットを前提としたインプットが大事!」とか言われたりします。

本を読んだりする時、「次どんなコンテンツ作ろうかな」とか考えながら読んだり、あるいはアンテナを立てながら日々を生きてると勝手に必要な情報が集まってくる、というやつです。

それも確かに大事だと思います。

だけど、僕が今回強調したいのは、逆の、「インプットを前提としたアウトプット」です。

そして結局、「インプットを前提としたアウトプット」「アウトプットを前提としたインプット」これらは両方やっていかないといけないわけで、「両輪」だってことです。

自転車は前後両方のタイヤがまわってはじめて動くのと同じく、どちらかがパンクしてたら前に進まないのです。

ということは、こうやって1人で発信し続けていれば、僕は永遠にインプットできるわけです。

そして今こうやって書いていて気がついた事があります。

僕がいつも相談者とやっている「壁打ち相談」と呼ばれる取り組みで、これもまさに「アウトプットを通してインプット」だなと。

色々な方と話していて思うのが、これは僕にも当てはまる事なんですが、行き詰まっている時って外に答えを探しに行きたくなるんですけど、たいてい自分の中で答えはもう分かっているんです。でも、

「新規客獲得が問題だと思うんですが、大丈夫でしょうか?」

「ウリが無いと思うんですけど、そこどう思いますか?」

みたいな質問をされるんです。

だから僕からはまず「あなたはどう思いますか?」と聞き返すんです。

そうすると、「はい、そうだと思います。」と答えられます。この時点で僕がやっている事って

「抱えている問題から目を背けず、僕に匙を投げずに、向き合おうね」

という姿勢の話をしているんですよ。

姿勢が整っていない段階でいくら新規客を獲得するための戦略とか戦術の話をしても、絶対にやり切る事が出来ません。ツールをいくら手にしても、ツールから得られる効果は、ツールを使う人次第なんですよね。

ともあれ、こうやって自分が避けてきた事と向き合う事も「インプット」の一つじゃないかなと。

僕は「向き合い方次第で未来は変えられる」を謳っていますけど、まさにインプットに対しての向き合い方次第で、将来手にできる果実の大きさ、量も変わってくると感じました。

と言う事で、何か情報を消費する為には、最低でも1記事書かないとダメ、というルール頑張って守ります!

ではでは、今日はこの辺で。

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