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去年から勉強し始めているティール組織

去年から勉強し始めているティール組織。360ページもある経営の本だから結構タフだなと思い、オーディオで学んでいます。

新年からまた聴き始めて合計10回目ぐらいですが、応用できるところ、すでに自社で同じ事をやっていた部分もあったし、まだ?なところだったり、落とし込んだ結果組織が崩壊するだろうな、と感じる部分だったり。

なので、全てを鵜呑みにするのではなく、丁寧に咀嚼しながら自分の現場にゆっくり落とし込みますが、いくつか自社の具体例を挙げながら自分の理解を助けようと思います。

まずは今年の挑戦から。行動や思考だけじゃなく、自分の感情にももう少し目を向けて向き合う事を掲げました。

思考と感情を分離するのは結構得意な分、気持ちを置き去りにしてしまう癖があるんですよね。感情は別にすべき事を出来るのは良いのですが、人の人生を豊かにするお手伝いをする上で、相手の感じる幸せを大切にするには、自分の心理的、精神的幸せをもっと理解する必要があると思い、人間としての器を広げるためにも、今まで以上に意識して向き合います。

次に、ティール組織で手に入る環境について。

みんなの自由な発想を採用する事で、創造的な組織が出来上がるというととても美しくて素敵な場所だなって思う。でも、そもそもの前提としてそれを受け入れられるだけの「器」を会社が兼ね備えられているか?創造的なアイデアが出てくるまで耐えられる体力がないと結局打ち上げ花火で終わってしまうかなと。

その上で、みんなの意見を採用する方法の一つとして、失敗を許容できる範囲内のテストを本採用する前の基準として取り入れ始めました。

今回は理論上機能しないかな、という広告文を1週間限定テストして、本当に失敗するかどうかを現実の数字として出します。失敗を経験して頂く事で、納得して前に進めるかなと。

結果、予想では失敗に終わると思っていたんですが、初日からエンゲージメントも高いし、興味のある方から問い合わせも頂けるし、良い意味で期待を裏切ってくれています。やっぱり主観で「上手くいかない」と思っていても、現場で試してみる事は大切にしないといけませんね。

もう一つが「売上目標を目指させずに売上目標に到達する仕組みの構築」です。これはすでに自社で取り入れていました。

人を喜ばす、人を幸せにする事に疲れた結果として好きな仕事から離れていく方結構いると思うんです。悲しいじゃないですか。その理由を「仕組みが壊れているから」だと自分は思っていて、だから自分は決まった仕組みを設計時点で丁寧に作り、その場所を喜んでくれる人、人生が豊かになる人だけに入って頂いてます。これは今の所うまく事業を成り立たせるのに機能しています。

360ページもあるので、オーディオも14時間ほどあります。なので、毎回新しい発見の連続で聞き応えがあります。自分の考え方と著者のそれを比べながら、学べる所は採用させて頂き、違うと思った部分は置いておき、少しでも関わる人が豊かになる事業を作るのに役立てたいと思います。

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