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メルマガなんて腹から語るだけです。以上。

こんにちは。石川です。

ここ数日メルマガ書けなかったんですけど、
やっぱりエネルギーが低い時は全く書けませんね。
低い、というか分散されている時は、ですね。

実は先週末に日本で言う内務省から連絡があって、
膨大な資料を用意しなければいけなくなったんです。。。

ちなみにこれは、僕の運営している金融会社に対しての通達で、
準備する書類の多さにぶっ倒れそうになりながら、
専門家や弁護士に連絡して、対策を練っているところでした。

端的に言えば、

「マネーロンダリング法にしっかり順守しているか?」

というのを証明しないといけないのです。

ってか、こんな数億円規模の会社をいじめていないで、
もっと大きな銀行とかが運用している投資先を調べろよ!
給料の無駄だよ、って心の底から思っているのですが、
まあお役所仕事なんでしょうね、本当に相手は話を聞く気がありませんでした。。。

まあでも、だからこそチャンスなんですけどね。

という感じで、焦点がそっちにいってしまっていたので、
書くことに集中出来なかったんです。

でも実は、昨日書きたいことがあったんですよ。

その時の感情が薄らぐ前に書き残しておきたかったんですけど、
どうしてもマックに向かう時間が取れなくて、
必死に頭の中に残しておこうとしたのですが、
やっぱりその時に感じた気持ちが薄らいできてしまいました。

めちゃくちゃ書きたいことがあるのに、
時間がそれを許さない時のじれったい気持ちって、
本当にこう、もやもやしていて気持ちが悪いですね。

今までもそういう事はたくさんあったはずなんですけど、
ありのままの自分をさらけだす覚悟が出来てから、
想いをありのままに伝えられると思った時には、
積極的に気持ちをシェアしたい気持ちが強くなったのですが、
そのタイミングを失って悔しかったんだと思います。

そんな状況でも、何が自分の中で起きたかは回想出来るので、
それを書き記すことは出来るのですが、
なんかそのまま書いても感情が入らない気がするし、
無理やり書いている感が入っちゃいそうで嫌なのです。

昔の僕であれば、少しでも有益な情報であれば、
気持ちが入っていようがなかろうが、そんな事は全く気にせずに、
思い出せるだけ思い出して書いていました。

でも今の僕は、自分の気持ちを文章に乗せること出来ないようであれば、
逆に書かないほうがいい、ぐらいの気持ちなんですよね。

何を言いたいかと言うと、

「それぐらい、文章に気持ちを乗せることが重要」

だと思っています。

そこまでしなくてもいいんじゃない?ってふと思ったりもしますし、
そう思う方もいるかもしれませんが、
気持ちが入っていない文章を書いた時の見返りとして感じる

「とてつもない不快感」

というのを感じるのが嫌だな、
という気持ちに対しての、僕の反応なんだと思います。
何となく不快感の入った文章から発するエネルギーが、
循環して戻ってくる感じです。

ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、
前に持っていた500ページ程度の記事が詰まったブログを消して、
改めてブログを書き始めたのが今年になってからです。
(消さなくても良かったとは思いますが)

ま、ブログを書き始めたというか、
最初はメルマガの文章をブログに残しておいていただけでしたが、
書いていくうちに欲が出てきまして、
折角書くならより多くの人に読んでもらいたいな、って思って、
とても気持ちを入れるようになりました。

ちょっと昔書いていたブログの話をしますと、
正直言って、毎日書くことを目標にしようと思ったので、
一つのメールを書く際の思考の深堀という点では、
とても浅い事を語っていたのだと、今から考えると思います。

単に何が起きたかを書いた上で、簡単に自分が感じたことを書いて、
それを通して○○した方がいいですよ、
みたいな書き方をしたんですよ。

でも、面白いことに、そういう記事をブログに載せた時に、
なんか違和感を感じたんです。

「これ、ブログに載せるほどの記事か?」って。

これ、今読まれている皆さんに対してものすごく失礼なんですけど、
全て正直に言いたくて、そういう姿勢で書こうとしていた、
という事をさらけ出しました。

でも、その時の自分からしたら、
書いている記事って価値のある記事だと思っていたはずです。

確かに、書いた記事自体には嘘偽りは全く無いですし、
実際に自分の体験談をありのままに書いていたので、
役に立ったという話も聞いていたし、
なんていうか、悪くはないし、っていう文章は書けていたと思います。

ただ、致命的に抜けていた部分がありました。
それが、最近他の方の文章を読んでいても思うのですが、

「思考の深堀り」

ですね。

どういう事かと云いますと、自分がある感情を思った際に、
その感情が出てきた理由を探って、
さらにそのリアクションに対して自分がどう思ったか?
そういうリアクションをした時の感情はどうだったか?
という部分にフォーカスを全く当てていなかったので、
僕の感情は半分も伝わらなかったんじゃないか、と思います。

そして、この出来事を通して僕が感じたことは、

「言葉は心の声を響かせて伝えるべきもの」

だという事を学んだ、という事です。

これ、実は今までから知っていたんですけど、
いざ今までの現実を振り返ってみた時、
実践出来ているようで、全く実践できていなかっただな~と実感しています。

自分自身、口だけ人間だったんだなーって思います。
口だけ人間って、心からの声を響かせることよりも、
カッコイイこと言いたくなるんです。

とか、自分が感銘を受けた言葉とかを、あたかも自分の言葉のように書いてみたり、
あたかも自分が尊敬する人になりきろうとすることで、
感情移入して語ってみたりしていたんだなーと、
今だからよく分かることがとても多くあります。

完全に痛いやつですね苦笑

じゃあ、なんで「心の声を言葉として響かせる」事が出来なかったのかな?
とふと考えてみたのですが、パッと思い浮かんだのは、

「自分の言葉に自信が無かった」

という事でした。

言い換えれば、自分に自信が無かったんですね。
自分に自信が無いと、喋るのが怖くなります。
だから、自分の言葉を使わずに、自分が「感動した言葉」とか、
自分が「正しいと思った言葉」とかを借りるようになります。

それを自分の口から他の人に伝えることで、
あたかも自分が自分の言葉を使って語っているかのような錯覚に陥るので、
多少なりとも感情のレベルでは気持ちが落ち着くのです。

しかし、行き着くところ、結局は自分の心から出てきた言葉では無いので、
その感情が薄れた時には、また自信が無くなった時の自分に面することになり、
とても残念な気持ちに陥ります。

これがつらいのなんのって、
全然笑えないくらい辛いのです苦笑

でも、今の自分はそういう自分を経験出来たからこそ(アドラー的考え!)
心からの言葉を発信できる自分を通して、
心からの喜びを感じることができているようです。

今までに何回もセールスレターやレビューを書いてきましたし、
その質を上げるために、何十冊も本を読んだり、
自分が感動したセールスレターの仕組みを勉強したり、
スワイプファイルとして残しておいて写経をしたりしましたけど、
一番大事な事が抜けていたことに今になって気が付きました。

それが、

「自分の心の気持ちを表すのが言葉である」

という事でした。

そんな大事な事に気付かなかった事が悔しくもあり、
今になって気づけた事に対して喜びを感じたり、
本当に2つの違う方向の感情が沸き起こっている不思議に対して、
えらく感動している自分がいたりします。

一時期、文章を学びたくて、メルマガ塾に所属していたのですが、
それはそれはとても厳しい塾なのですが、サポートも非常に手厚で、
毎回のメルマガを添削してくれる塾でした。

で、ある時に言われていた言葉があって、

「メルマガなんて腹から語るだけです。以上」

みたいな言葉を言われていたのですよね。

で、その時に自分はどういう風にその言葉に対して
反応したかは正確には覚えていないのですが、
なにせ日常生活でも腹から割って声を出せていなかった自分でしたので、
おそらく無意識のうちに、

「いや、それが出来れば苦労しないよ」

という結論を決めつけて、
自分の心の奥の引き出しに押し込んでいたんだろうな、
と今だから思います。

でも、この言葉、本当に真実を付いているなーって、
腹から言葉を発することが出来るようになって初めて思います。

腹からぶっちゃけるって、サラリーマンとかも苦手ですよね。

社交辞令とか、口から出かかった言葉を飲み込まないといけないことが、
取引先の相手とのやり取りとか、上司とのやり取りでは頻繁にあることだと思います。

だから、自然と自分の言葉に蓋をしてしまう癖が付いちゃっているから、
いざ「腹から割って話して下さい」って言われても、
そんなたやすく出来るもんじゃないんですよね。

ま、酒の場では出来るのでしょうが、
それはアルコールによって神経がスローダウンしてきて、
心に思い浮かんだ言葉を制御する司令塔も機能しなくなった結果、
心の底で思っている言葉がぽろぽろっと出てくるだけで、
結局酒が切れたらそういう言葉は影を潜めてしまうわけです。

ともあれ、この経験は、「残念な経験」としても観ることが出来るし、
「貴重な経験」として捉える事も出来るのですが、
この出来事を通して学んだ僕の今の結論としては、

「心の声を響かせてこそ言葉である」

という言葉は真実をついているなーって思います。

そして、もっと相手の思いに反射的に反応出来るように、
自分の心に蓋をしてしまおうとする自分の癖を意識して直すために、
もっと自分の心の声に耳を傾けたいと思っています。

なんか、自分に対しての戒めのようなメッセージになりましたが、
なにか参考になれば幸いです。

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