体が曲がると影も曲がる

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こんにちは。石川です。

昨日は僕の尊敬する方との、スカイプセッションが夜にあったのですが、
やっぱり視点が高くて、僕が忘れていた事をいつも思い出させてくれます。

この方はニュージーランドに住んでいるのですが、
かれこれ約3年間、毎月スカイプセッションをさせて頂いてます。

3年間毎月って事は、今までに36回ほどやってますね。
改めてこうやって数えてみると、

「あれ?たったそれだけ?」

って思うくらい、もっともっと教えられてる気がします。

ま、実際に会ったりすることもあるので、
実際に話した回数というのは36回以上あるのですが、
感覚としては、十数年教えて頂いている感じがします。

僕がなぜこの方と、毎月スカイプセッションをしているかと言えば、
一つは「この方が話す事であれば、何でも聞きたい」という気持ちがあります。

つまり、話題が哲学であれ、人間関係、教育、英語、宗教、
政治、組織論、ビジネス、人材育成など、
どんな話であれ、この方の「視点」に興味があるのです。

もう一つは、僕にとってのこの方との話し合いは、
問題や挑戦に近づきすぎた自分を、
一度引き離してくれる役割があります。

要は、高い視座に引っ張ってくれるのです。

そうすると、今まで見えなかった選択肢が視界に入って、
目の前の世界が全く変わって見えるようになるのです。

人間不思議なもので、自分が物事に近づきすぎているのって、
言われないと気づかないもんなんだなーと、いつも思います。

しかも、「おい、お前近づきすぎてるよ!」
って言われるとイラッとして、「んなことねーよ」と反発してしまうのですが、
自分に見えていない事柄を伝えてくれたりすると、
自然と「あれ?俺って見えてなかったの?」という風に気が付きます。

こういう事が出来る人の事を
「教えるのが上手い人」って言うんですよね。
本当にいつも勉強になります。

僕は自分自身が「教えるのが下手」だと思っているので、
その分教えるのがうまくなりたい、というモチベーションは強いです。

だから、その方と話す度に、

「僕もあんな風に教えられるようになりたいなー」

っていつも思います。

そもそも教えるのが上手くないのに、
なぜコンサルタントになっているんだ?という疑問も浮かびますが笑
最近思うのが、下手だからこそ伝えられるものってあるんじゃないか、
って思うのです。

例えば、教えるのが下手な人って、
誤解を恐れずに言えば、無駄な情報(関係ない話)、余計な話を伝える割合が多いです。
つまり、論点からズレた話をしたり、
言いたいことから横道にズレてしまったりするんですね。

教えるのが上手い人って、そういう寄り道を出来る限りせずに、
ポイントを絞って伝えるのが上手いんですね。
話が体系化されていて、効率よく教えられるわけです。

もちろん、そのスキルは教育するにはとても大事なのですが、
でも僕は、関係ない話が出来ることが、
逆に教えるのに役に立つんじゃないか、って思っているんです。

というのも、最近の研究成果では、
記憶定着に「無駄な情報」というのが鍵を握っている、
という話を耳にしました。

要は、無駄な情報、関係ない話が「トリガー」となって、
その時に学んでいた事を思い出させてくれるそうです。

例えば、高校生当時に流行っていた音楽とか、
失恋した時によく聞いていたバラードや、
勉強していた時に教科書の上にこぼしたカップヌードルやコーヒーの出来事とか、
そういうのって結構覚えていませんか?

そして、その音楽やカップヌードル、
コーヒーをこぼした事を思い出す時、
一緒になって思い出す出来事もありませんか?

これは、なぜなら、その時に「うわーやっちまった。。。」とか、
「あーせつないー」とか感じた時って、
脳はその場面を「情動記憶」として残すようにしているんです。

記憶に関して話すと長くなるので、ここでは省略しますが、
実は相手に学んで欲しい事がある時って、
理論的に説明したり、体系化して伝えるって事も大事なのですが、
記憶に定着させるのに一番いいのは「感情を揺さぶる」って事なんです。

で、その時に必要になるのが「無駄な情報」なのです。
要は、覚えておいて欲しい事と「全く関係の無いこと」を繋げることで、
それがトリガーとなり、記憶として定着しやすくなるんですね。

ということは、教えるのが得意じゃない人ってのは、
色々と話が飛んで、結局何を言いたいのか分からなくなってしまいがちですが、
実はその「無駄話」が出来る事自体はとてもチャンスであって、
一見関係ない話ってのも、使いようによっては役に立つわけです。

。。。という感じで、僕はとても前向きに捉えています笑

ところで、この「無駄な話が大事」というのは、
「自分の人生全てに無駄がない」という僕が良く言う言葉につながります。

無駄といえば、今苦しんでいる事って、時には
「何のために今こんなに大変な思いをしているんだろ、、、」
って感じた経験ありませんか?

でも、苦しんでいる事=使命、お役目、長所と考えることは
とても大事です。

例えば、苦しむ事というのは人によっては経済苦だったり、
人間関係、漠然とした不安、病気、怪我という感じで、
生老病死に代表されるもので、みんな苦しむわけですけど、
人によって特に苦しむものって変わってくるわけです。

ここで大事なのが、
「その苦しんでいる体験を何で定義するのか」
という事です。

人によってはそれを「過去」で定義します。
その場合、こういう風にリアクションします。

「過去に悪いことをしたによって、今経済苦になっている。
過去が全て現在の結果を決めているわけだから、
この苦しみからは逃れられない。絶望だ〜。」と。

これは心理学では、フロイド的観点と言われているものです。
しかし最近、この観点とは逆に「アドラー的観点」が注目を浴びています。

どういう視点か超簡単に説明しますと、フロイドとは真逆で、
「過去の意義は、現在に生きる僕達が勝手に決めさせて下さいねー」
っていうスタンスです。だから、こんな感じのリアクションになります。

「今貧乏で苦しんでいる「からこそ」、
貧乏で苦しんでいる人の心に寄り添える。」
という感じです。

つまり、全ての過去を「教訓」と捉えて、
しかもそれは自分一人の為ではなく、自分と縁するみんなの為だ、
と捉えていきましょう、と言っているのです。

どちらかと言えば、活学に重きを置いている感じですね。
そこに僕は、魅力を感じます。

ただですね、目の前にある悩みに対して

「この悩みにも意味があるんだよ」

って言われても、すぐに

「そっかー!悩みは御役目なんだね!素晴らしい!」

ってリアクションするって事は、まーなかなか無いですよね苦笑

正直、モヤモヤしてしまうと思います。
「分かるけどさ〜」とか、「意味があるんなら今教えてよ!」
って思ったりしたことは、僕も一度や二度じゃありません笑

だから、それはそれとして、
視座が高くなれば意味が見えるんだろうけど、
今は低い視点だから見えない。

じゃあ少しでも高い視座に登れるように頑張ろう、
その為に視座の高い人と積極的に対話しよう、
って行動していく事が大事になってくると思います。

「体が斜めだと影も斜めになる」っていう言葉があるのですが、
体が曲がっていると影も曲がる。
当たり前の言葉なんですけど、かなり真実を突いています。

影が物理世界で起きている事で、
体ってのはここでは「軸」だったり「理念」の事を指しています。
つまり、理念が曲がっていると、その理念の元行動したことも曲がっていく、
ということです。

仕事が上手くいかなかったり、人間関係がギクシャクしたり、
夫婦関係が気まずくなったり、なかなかクライアントが取れなかったり、
いつまでたっても起業に成功できなかったりすると、
どうしても「目の前に見える結果」ばかりを見てしまいます。

ですが実は、問題はそういう結果をもたらす行動の元となっている
「考え方(理念、軸、世界観、視座、視点)」が曲がっているから、
結果も曲がって出てきている、という事があるので、要注意ですね!

フロイド的観点「だけ」で人生を生きている人は、
余計にエネルギーを費やしている可能性が高いです。
実は、それが今目の前の問題の根本原因かもしれません。

自分も日々この点戒めてビジネスに取り組んで行きたいと思います!

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このサイトについて

Yuzuru Ishikawa(石川譲) 石川譲(ゆずる)。S56年東京都出身ニュージーランド在住。「欲しいライフスタイルがあるなら、自分で作ればいい」をモットーに、店舗ビジネス、小規模ビジネスの集客、経営のサポートを行う。サポートする経営者は、「週休3日」「1日お客さん2人まで」「競合と戦わないニッチ戦略」を中心に、家族持ちや子育て、介護で忙しい人でも自由に結果を出せるようになる為の仕組みづくりが好評。コンサルティング実績は、アロマサロン、リンパドレナージュなどの美容サロン、ボイトレ、英語、アーユルヴェーダ、などのコーチ、会計士、印刷会社、不動産ソフトウェア、文房具店などの中小企業で月間売り上げを数十万円~数百万円アップさせる。高額コンサルティングはキャンセル待ち状態。

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