人と人を繋げるツールとは?

目次

0章 簡単な自己紹介

1章 会社の理念

2章 コンサルタントを一度辞める事に。。。

3章 人と人を繋げるツールとは? ← 今はここ

その時に改めて自分自身の理念、世界観を見直して、僕自身がやりたいことは、既存のビジネスの根底にある

 

・ビジネス=利益の追求が第一義

 

という今までのビジネスの概念を破壊して、

 

・ビジネス=人と人を繋げるツール

 

という新しい考え方を広めたい、という事に気がついたのです。っていうのは、自分自身がどこに「幸せ」を感じるかって振り返ってみた時に、人と「繋がっている」と感じた時に、何かが満たされた時とは違う、ずーっと続く感じの充実感ってのが得られたんですよね。

で、その具体的な方法として、「非効率的な作業」を自分のビジネスに埋め込みたいと思っています。「非効率的な作業を含める」っていうと何かマイナスなイメージが湧くと思うんですけど、逆に非効率的な作業を含める事で、ビジネス同士の繋がり、ヒトとヒトの繋がりに体温を宿すことが出来るな、って思ったんですね。

体温を宿すっていうのは、要はビジネスって貨幣を通して繋がったり、モノの消費を通して繋がったりすると思うんですけど、それだけだとドライな関係なんじゃね?って自分の体験を通して思ったんです。貨幣だけに興味がある人とつながっていると、景気とか状況の変化が起きた時に、すぐに関係が解消されたりしちゃった経験があって、そういう繋がりってもういいや、って僕の中では思ったんですよ。

だから「貨幣」とか「モノ」で繋がんじゃなくて、「ヒト」っていう体温が通っている、もっと温かい関係を通して繋がりたいなって思ったんですね。

じゃあその為にはどうしたらいいか?って言ったら、「非効率的」な事にその鍵があるんじゃないかって思っています。

例えば、メール一通でやり取りだけなら出来る所を、あえて自分の「足」を運んでヒトに会う。これって非効率的と言えばそうじゃないですか。だってメール送れば終わりなのに、あえて会いに行く。でもその行為によって相手は

「わざわざ会いに来てくれたのか。メールで終わりに出来たのに」

みたいに思ってくれるわけですよ。

あともう一つ僕の活動を通して伝えたいことは

「能力に飛び抜けているヒトじゃなくても社会に貢献できる」

って事です。っていうのは僕自身が基本「不器用、失敗ばかり、非効率」な人間なんですよ。なので、いつも奥さんに叱られてます笑 逆にうちの奥さんはめっちゃ現実主義、超効率も良く頭の回転も早いんで、僕の不器用さとか非効率さってのが余計目立つっていうね、それでよく関係保ってられんな、って話ですけど、ま、ある意味その御蔭で自分の長所に気づけたって思って生きてます笑

いや、本当に僕はそういう「不器用、非効率」なところが長所だと思ってるんですよ。

例えば、ほとんどの人は、一つのジャンルに特化してビジネスを展開しようとしているわけですよ。心理学、物理、哲学、ビジネス、英語、翻訳、服飾、恋愛、音楽等。こういう一つ一つのジャンルを決めたら、その中でビジネスを展開しようとします。心理学講座、物理実験セミナー、哲学オンライン講義、英語塾、英会話コーチング、ファッションコーディネートって感じで。

そして、そのビジネスに需要があるかどうか調べて、人との違いを付けるためにリサーチしてコンセプトを作って、今流行のソーシャルメディアから見込み客を集めて、今度はその人達にバックエンドを売って。。。。

こういうビジネスモデルでもまだまだ通用する業界もありますが、時代は変化している事を常に意識していないと、あっという間に淘汰されますね。それに、こういうのってそのニッチ業界の中でも特別優れているヒトだけが生き残って、ある程度出来るっていう95%以上のヒトはどんどんジリ貧になるじゃないですか。

突き抜けられるだけの力があるんならソレやればいいけど、殆どの人がそんなに突き抜けられないじゃん。だから、みんな集客とかビジネスに困っているわけで、もし突き抜けられているんなら困らないわけじゃないですか。

だから、僕が提唱しているビジネスは、

・異なるモノをごちゃ混ぜにする

というやり方です。

 

どういう事かと言えば、

心理学 × 英語
哲学 × ビジネス
物理 × 投資
ファッションコーディネート × 心理学

みたいに、異なる業種を繋げるんですよ。そうすることで、今までに無かった価値が生まれます。誰も想像出来なかった、誰も創造しなかったものが。で、ここでのポイントが

「一つのものがとてつもなく突き抜けていなくてもオッケー」

って事です。その代わり、他のと組み合わせる事で価値が上がってみたいな感じです。

で、教育現場でこれを実現するのは中々至難の業だと思います。やはり、カリキュラムが決まっていて、それに沿わないといけないので。だからこそ、そういう縛りがない個人がしていけたらいいじゃね?って思ったんですね。

組み合わせれば、オンリーワンのジャンルになるじゃないですか。それが、これからのビジネスに必要な考え方なんじゃないかな?という思いがあります。そうしたら、国民全員クリエイターの時代なんで、みんながみんな自分らしく楽しいことやって輝けんじゃね?って思ったんですよね。

複数のジャンルが組み合わさって、色々な新しいジャンルが生まれる。お互いがお互いを助けあう、とも言えると思います。とても健全だし優しいし、温かい環境が出来んじゃないかな−って思ったんですよ。

今までのように、自分のお客さんは他には逃がさないような姿勢とは真逆の、本当に人生が豊かになるなら、
様々なジャンルを勉強してもらえる機会を作ったりね。

例えば、うちのクライアントさんには、英語と心理学を組み合わせている人がいます。だから、この英語教室のお客さんの感想がとても面白いです。

「人生に対する見方が変わりました」
「世の中を生きていく上で必要な視点が身につきました」
「自分の意見を言う必要が何故あるのか?意味が分かりました。」

という、表面だけみたら「どこのスクールの感想?」と思われるような感想ですが、これが、英語スクールと心理学を混ぜあわせた効果です。

心理学専門で心理学教えたって何にも面白く無いじゃないですか。っていうか、そこで突き抜けられたとしても、100人に1人ぐらいの価値を提供できる程度で終わっちゃうと思うんですよ。でも「英語講師が教える心理学」ってなったら、1万人に1人ぐらいしかそういう事やっているヒトいなくないですか?ってなったら、自然と価値があがるじゃないですか。

これからも、もっと混ぜあわせて貰って、色々なお客さんを幸せにしていってもらいたいと思っています。投資とか、絵本とか、歌指導とかも候補として上がっています。こうやって、一つの軸が定まると、同じような知識人が集まってくるので、さらにお互いの場が活性化されてきますよね。

これを、どこのビジネスでも行うようになれば、とても元気のある人が増えていき、結果的に世界全体に活力が戻ってくると思います。こうやって、「繋がり」の要素を組み入れる事で、ビジネスという概念自体も「利益追求」という視点から見るのではなく「人生の幸福度追求」という観点から見ていくんですよ。

もちろん、この「人生」はお客さんだけじゃなく、会社であれば従業員や社員にも当てはまります。そうすると、同じコンセプトを利用するにしても、健全な形で、お互いが納得し満足の行く形で値段も上げられ、経費も減らすことが出来て、その結果リピートも増える、という現象がおきます。

そうすると、お金も自分の懐に貯めるという意識から、もっとより良く人生を良くするために使っていこう、という「循環型」のお金の動き方に変化します。循環型ビジネスになると、「一体感」が生まれますよね。これが僕のいう「繋がり」ってやつです。お客さんとビジネスオーナーだけじゃなく、従業員やビジネスを取り囲んでいる人、自分の過去、現在、未来の一体感も含まれます。

要は、全てが繋がっている感っていうのを、いろいろな次元で感じられるようになったら、本当に生きやすいんじゃないかな−って僕は真剣に思ってます。だって自分自身が「不幸」を感じていた時ってのは、周囲との繋がりが全く感じられなかったから。だから、自分の事しか考えられなかったし、他の人が幸せになっているの見れば「嫉妬」したし、うぜーって思ったし、イライラしてたんです。

でも、他の人との繋がりを感じた時があって、その時に何ともいえないような「幸福感」ってのを感じたんですよね。これはやべーぞって笑

それ以来です。本当に人との繋がりを意識して生きていくようになったのは。そして今のところ、この感覚に間違いは無かったな、と自分では思っています。

みんながお互いの事を見ているのではなくて、目指している理想の未来に焦点を当てる。こういう健全なビジネスをこれから末永く続けたい人の事は、本当に一生懸命になって応援したいし、一緒になって成長できたらいいなって思います。新しい繋がりが出来るのが本当に楽しみです。

その為には、「ビジネス」という定義の再構築が必要で、その新しい定義を様々な種類の業種に反映させる事によって、売る側も買う側もお互い真の意味で幸せになっていく社会を築く事です。

ぜひ多くの人とこの価値観を共有して、様々なものを喜んで循環させていく社会を築きたいと思っています。