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試行錯誤しているプロセスを大事にする理由

こんにちは。石川です。

昨日投稿した記事の続きになりますが、
今日は、一人と徹底的に話すことによって、
相手が得られるメリットについてお話したいと思います。

現在それなりにクライアントはいますが、結構長い時間お話します。
2時間3時間はざらで、長い時は5時間とかもあります。
昨日のメールの後に頂いた返信で、

「4時間は稀だったんですね!」

と言われたのですが、無料スカイプでは稀ですが、
クライアントとのやり取りでは、そのくらいになることもあります。

じゃあなぜ、僕がこれだけ長い時間費やすのかといえば、

「僕の感覚を脳にインストールして欲しい」

からです。

僕のコンサルの肝は、「その場で高い感覚をインストールする」事です。
その過程で、「高い次元のビジネス感覚を養える」ようになります。

昨日の投稿にも書きましたが、
ほとんどの成功できない方は「結果」を真似ようとします。
でも、成功するために大事なのは、実は「プロセス(過程)」なのです。

たしかに、多くの今成功している人は「プロセス」を語ってくれてはいます。

・成功にたどり着くまでの苦労話とか
・どういうところで躓いたのか?
・こういう事をすると失敗するとか、
・人の心に届くメッセージを書くためにはこうしたらいいとか、

そういう事は語ってくれます。
でも、そのメッセージからだと、

「昔は苦労したけど、そのステージを卒業して、今は大変じゃないですよ〜」

的な印象を受けませんか?

僕自身はそう解釈していました。

だから、ある程度極めた人というのは、
メルマガを書くのもスラスラ書けて、書きなおすなんて事はしないし、
コピーライティングを極めれば、調子に関わらずさくっと書けるのかな?
コンサルしても、ドンピシャでアドバイスを頂けるのだろう、
と思っていました。

でも、現実はそうではないのです。

じゃあ、なんで僕がそういうイメージを持ってしまったのかと言えば、
多くの先生やコーチ、コンサルタントは、良いところだけ(結果)、
出来上がったもの「だけ」を見せようとします。

例えば、今巷で提供されているコンテンツというのも、
それを作るまでにはおそらく、血の滲むような努力があったと思うのです。
コンテンツを体系化したり、クローズドで最初に公開して、
その人達からフィードバックを貰って加筆、修正を繰り返したり、、、

でも、僕らが目にするのは、その苦労の「先」の結果であって、
その「過程」の部分はお目にかかる事はほとんどありません。
そして、もちろんそれには理由があります。

なぜ見せないかと言うと、
「完成形を見せたほうが格好が付くから」です。
つまり、凄いって思われやすいのです。

途中経過って結構ひどいものだったりします。
コピーライティングというのも、その日の調子によって全然変わります。
だから、気が乗らない日には、本当に酷い文章が出来上がります苦笑

僕自身も、メルマガがさくっと書ける日もあれば、
一度書いて、なんかしっくりこなくて2日ぐらい置きっぱなしにして、
また見直してみると、これは今提供する必要が無いコンテンツだなと思って、
お蔵入りしてしまっている文章も数知れません。。。

つまり、こういう汚い姿、かっこ良くない状態とか、
失敗する姿を見せるのが怖いってのもあるのでしょう。
なぜなら、失敗したら恥ずかしい、格好が付かない、と思っているからです。

ところで、これはある方に聞いた話なのですが、
試行錯誤しているプロセスが大事なのは、数学の授業に似ているそうです。

数学の先生がいたら、合っているかどうか教えて下さい。
(物理に詳しい人でも構いません笑)

聞いた話によると、数学の先生って、
数学の授業で解説されているような考え方を、
そもそもしていないそうなのです。
これは、僕のイメージとは真逆でした。

数学が得意な人って、あたかも答えまで一直線に進んで、
鮮やかに回答してしまう、と思われがちですが、そうじゃ無いんだそうです。

先生たちの頭のなかでは本当は、色んな方法を試して、失敗して、
先に少し進んで、を繰り返しながら、あちこち寄り道をしているうちに、
パっと突然正解が閃くらしいです。

これって、まさに僕のコンサルのプロセスと一緒なんです。
実際に僕のスカイプセッションを受けられた方は分かると思いますが、
時々、

「今色々と聞かせて頂きましたけど、
まだここまでしか包摂出来るテーマが見つかっていませんが。。。」

というコメントをしたのを、覚えていますでしょうか?

これって、僕の心の中でもモヤモヤしている状態なのです。
なぜなら、お伝えしたテーマだと、クライアントの人生全てを包摂する概念ではないので、
どうしてもしっくりこないのです。

そこから、また色々な質問を繰り返して、僕のフィードバックや意見をお伝えして、
それに対してのクライアントからの意見を聞いていくうちに、
突然「このテーマってどうですかね?」とか、「このキーワードは大事じゃないですか?」
みたいな感じで、閃く瞬間が訪れるんです。

なので、世の中にいるコンサルタントの殆どが、
実はこういうプロセスを経ていると思って頂いて結構です。
ただ、そういうプロセスはダサいと思っているから見せないだけで。

中には天才的に、答えにたどり着ける方もいるのかもしれませんが
それは例外なので、一般化して考えないほうがいいです。

もちろん、あれこれ試行錯誤するプロセスをたくさん経験していくうちに、
ビジネスセンスは上がっていくので、
アイデアがポンポン出てくるようにはなります。

また、色々な人からの話も聞くことになるので、
提供できる雛形の種類も豊富になります。
つまり、持ち札の数も増えていくことになります。

だから、コンサルタントやコーチの仕事も、どれだけ場数を踏んだかが勝負です。
僕が今、日本の方にスカイプセッションをしているのは、
改めて自分のセンスを磨くため、という理由もあります。

ともあれ、こういう試行錯誤して、失敗したり寄り道しながら、
結果的に前に少しずつ進んでいる、これが現実です。

そして、その現実を皆さんは知りません。
企画を作るまでのプロセスの現場で、
このような事が起きている事を知りません。

だから勝手なイメージが出来上がってしまうのです。

「完成品」だけ魅せられて、凄いと思って、
一直線に解答にたどり着いたかのような錯覚を起こさせられているだけです。

先程も言いましたが、このプロセスというのは、
実は多くの人が思っているような、一直線に答えが出るような事は殆ど無くて、
そこには非線形的(リニアではない)な思考が存在するのです。

僕のコンサルは、ありのままを全て見せる「場」なのです。
それを生で感じる事で、より僕の思考をインストールしやすくなるわけです。
もちろん、どれだけその「場」にコミットしているかによって、
受け取れる情報量も変わります。

ただ、誤解しないでいただきたいのですが、
当然、完成品を見る機会も重要です。
だから、思考をインストールするだけでは終わらずに、
しっかりビジネスが動いていくところまでお世話させて頂いているわけです。

でもですね、実際にその場で作っている、僕が考えているところを、横で見てもらう、
一見関係無さそうな、寄り道を一緒に体験して貰って、
その場で感じてもらうのが、もっとも最速なのです。

そうやって、クライアントのビジネス感覚を一気に高めていってもらっています。
そして、その一端を感じられるのが、スカイプセッションだと思うので、
毎月少ない枠ですが、無料で開放しているので、その時はぜひ受けてみてくださいね。

そうやって高いビジネスセンスをインストール出来て、
僕のように、ありのままの自分を見せながら、
感覚を伝える事に重きを置く人が増えれば、
きっと面白いことになるんだろうな、って思っています。

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