教育的要素とユーチューブ集客の達人の葛藤

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こんにちは。石川です。

昨日のメールを書いた後に、
クライアントとの打ちあわせがあったのですが、
色々な悩みを抱えていたんですね。

 

まだクライアントになってすぐの方で、
かなり力はあるのですが、それを上手く活かしきれていない、
という印象を受けて、色々と相談に乗っていたのですが、
結局最近僕のクライアントになりました。

 

ちなみにこの方の職業はボイストレーナーで、
ご自身も歌を歌ったりしているのですが、
ご興味がある方は紹介しますので、ぜひご連絡下さい。
(もちろん紹介報酬は頂いていません)

 

今日は、ビジネスをやっていく上で重要な要素である

「コンテンツ」

について解説したいと思います。
コンテンツというのは、商品だったりサービスだったりするのですが、
要するにこれは、

「何を提供してお客さん、世の中の役に立ちたいのか?」

という事です。

 

この部分にボイストレーナーのHさんは不快感を感じられていたのですが、
この方の具体的な例を出したほうが分かりやすいと思いますので、
これから説明したいと思います。

 

本当はスカイプのログがあればそれを見せたいぐらいなのですが、
残念ながら録音していなかったので苦笑
思い出しながら出来る限り細かく解説しますね。

 

まず、Hさんは先程もお伝えした通り、
ボイストレーナーであり、歌手でもあるのですが、
実はもう一つ得意なことがあって、それは

「ユーチューブ集客」

なのです。
要は、ユーチューブ集客の達人です。

 

ユーチューブ集客というのは、
動画をユーチューブにアップして、ファンになってもらって、
チャンネル登録をたくさんしてもらう中で、
メールマガジンへの登録を促したりして、
サービスを購入してもらう前の見込み客を集める手段のことを言います。

 

例えば、Hさんのチャンネル登録数は2,500を超えます。
ちなみに、この数だけだと他にもそこそこいるとは思いますが、
始めたのが半年ぐらい前ですので、
この期間でこの登録数は驚異的だと思います。
(今でも伸び続けています)

 

それで最近お試し程度に、
ユーチューブ集客に興味がある人がいないかなと思い、
既存のお客さんとかにユーチューブ集客セミナーを告知したら、
結構人が集まって、個別コンサル的な事も始める事になったんですね。

 

ま、結構な金額を取れましたので、
そういう意味では良かったそうですが、
Hさんの中では、何かしっくりこない気持ちが最初からあったそうです。

 

ただ、それが何なのかは分からなかったので、
しばらくずっと続けていたのですが、
ドンドンその違和感が大きくなってきていたそうなんですね。

 

そんな時にたまたま僕のクライアントと出会い、
その方から僕を紹介してもらって話をすることになりました。

 

話をドンドン聞いている内に、
(僕はただひたすら、だいたい4時間ぐらい聞いてました笑)
不快感の源が分かってきました。

 

それは、

「ユーチューブ集客は彼女がしたいことではなく、
本当にしたい事は、声に関するお手伝いをすることなんだ」

という風に思っている、ということでした。

 

要するに、彼女が現在本業としているのはボイストレーナーであったり、
歌手育成レッスンだったりするので、おもいっきり音楽関係です。

 

比べてユーチューブ集客はおもいっきりビジネス寄りなので、
そのギャップが原因で、気持ちが悪かったみたいなのです。

 

特に芸術家肌の人って、ビジネス臭を毛嫌いするので、
まさにその嫌いなビジネスを使ってお金なんか貰っちゃって、
とうとうわたくしも落ちぶれたかも、みたいに思っていました苦笑

 

最初にこの話を聞いた時に、
僕は「あること」を言いたいなと思ったのですが、
その時は止めることにしました。

 

なぜなら、まだタイミングじゃないかな?
と直感で思ったからです。

 

ちなみに、最初に4時間ほどスカイプで話した時は、
僕のクライアントにはありなっていませんでした。
(だから、伝えなかったのではありません。)

 

本当の理由は、伝えてもHさんが「ピンと来ないかな」
と何となく思ったんですね。

 

それから約1ヶ月ほどしてまた話をする機会を持ちました。
で、この時話をしてみて、

「彼女自身本当にやりたい事に気が付き始めているな」

というのを感じました。

 

直接僕の伝えたアドバイスかは分かりませんが、
僕はHさんと最初にお話をした時に、このような事を伝えました。

 

いつも皆さんにはお伝えしていることだと思いますが、
僕は全てのビジネスに「教育的要素」を導入して欲しい、
と思っています。

 

教育的要素とは、顕在ニーズではなくて、
誰しもが心の底では求めている潜在ニーズを埋めるもので、
端的に言えば、

「その人の人生を豊かにする為の要素」

を提供するという事です。

 

だから、僕はHさんに聞いたんです。

「Hさんは現在ボイストレーナーとして活躍していますが、
本当にやりたい事って、歌が上手くなることなのですか?」

と。

 

そうしたら、Hさんからは次のような答えが返ってきました。

「いえ、それは表向きそうしているのですが、
本当にしたいのは、その人達の心の声を解き放つお手伝いがしたい、
と思ってレッスンをしています。

 

先日ユーチューブを見て通い始めてくれた人がいるのですが、
その方かなり遠い浦和に住んでいるにも関わらず、
私のレッスンまでわざわざ通うようになってくれました。

 

で、その方先日二回目のレッスンを受けられたのですが、
最初の方は真面目にレッスンしていたのですが、
終わりにかけて、とつぜん笑い始めたんですよ!

「え?なんで笑っているの?」

って聞いても、

「なんでかわからないんですけど、おかしくて」って笑

 

その笑いが、ふざけているようには見えないのですが、
なにかこう、心を閉ざしていた蓋が外れたような感じで、
とにかく心の底から気持ちが溢れ出て、
それが笑いとなって現れている感じがしたんです。

 

ただ、彼女はそれを言語化出来ないので「分からない」の連発でしたけど、
私の歌のレッスンを通して、
何か長い間引っかかっていたものが取れたんじゃないかな?
と私は思っています。

 

その時に感じられたレッスン生との「一体感」というのは、
本当にありえないくらい気持ちがいいものなので、
それを本当はどのレッスン生とも感じたいんですよね。」

 

という話しでした。
この瞬間に僕は、「この方に話をする機会がすぐ来るな」
と察知しました。

 

その時のセッションはまた話はしなかったのですが、
今日また話をする機会があったので、思っていた事を話しました。

 

どういう話をしたのかと言いますと、
簡単にまとめると

「潜在ニーズを満たす事をゴールに定めれば、
一見繋がって無さそうなジャンルを結びつける事が出来て、
そこに不快感を感じなくなる」

という話でした。

 

もう少し掘り下げてお話しますと、
Hさんの場合は、「歌唱力アップ」を題材としていますが、
あくまで「歌唱力アップ」がゴールなのではなく、
「歌唱力アップ」を目指す事を通して努力していく中で、
心からの声に関心を持ってもらうことであり、
人間的に成長してもらう事が目的であり、
それが心の底からやりたいことである、
という事に、Hさんは最近気がついたわけです。

 

その考え方で教えていくと、
例えば最初は「歌唱力アップ」を目指していたのに、
途中から歌が上手くなる事はどうでもよくなって、
もっと自分自身の心の声を、今まで押し殺していた思いを見つけ出したい、
という方にレッスン生の興味が強く行くようになるかもしれません。

 

その人の中では、
「歌が上手くなることでみんなに褒められて自分に自信がついて、
その結果自分の言いたいことが言えるようになって、
そうするとみんなから「しっかり自己主張出来る人間だ」って思われて、
そうすれば、友達関係でも仕事でも堂々としていられる」
と思っていたのかもしれません。

 

しかし、本当の意味で堂々とした自分になるためには、
歌唱力アップのテクニックうんぬんではなくて、
自分の心の声をまずは自分自身が受け入れて、
自分自身を成長させて、人からの承認を得ようとするのではなく、
自分で自分自身を受け入れる事をしなければならないのです。

 

ということは、その価値観さえ共有することが出来れば、
何を教えるとか、このジャンルじゃないとダメとか、
そういうのは関係なくなってくるわけです。

 

だから、今までは「歌唱力アップ」の為だけに来ていた人に、
「ビジネス用プレゼンテーションの心構え」みたいな講座とか、
「夫婦関係をうまく保つためには」のようなものも売るだって出来るわけです。

 

なぜなら、結局は「自分のステージをあげる、成長するため」
という軸に落とし込める事が出来るからです。
それが、夫婦関係を上手く保つ事だろうが、
ビジネスで上手いプレゼンをすることだろうが、
自分の心を開くため、であろうと。

 

要するに、いくら歌が上手くなろうが、
声を綺麗に出せるようになっても、
結局自分自身のステージが上がらなければ、自分自身が心身ともに成長しなければ、
自分自身が自分の事を受け入れられなければ、
歌がいくら上手くなっても自信が持てないままだし、
言いたいことが言えない人間関係が続くし、
ビジネスの大事な場面で言いたいことを言えなかったりするのです。

 

要は、テクニックだけ身につけても、付け焼き刃みたいなもので、
すぐにメッキは剥がれてしまい、結局うまく転がっていかないのです。

 

逆に「人間としてのステージ」をあげる事が出来れば、
自分の心の声を受け入れられるようになれば、自分に余裕が出来て、
声も綺麗に出せるようになるし、
言いたいことが言えるような気持ちのいい人間関係が築けるし、
夫婦関係でもお互い成長できるような状態になるのです。

 

だから、この価値観さえ共有することが出来れば、
どのような事であろうと、それが「人間力をあげるのに役に立つもの」であれば、
全ての興味を持ってもらえるようになるわけです。

 

ここまでくれば、何を売るかなんて全く関係ないのです。
だから、「ユーチューブ集客」も使いようなんですよ、
という事なんです。

 

あくまで人間としての成長あってのもの、という観点から見れば、
折角センスがあってユーチューブから集客することが出来ていて、
それが人の役に立てるジャンルなのだから、みすみす捨てる必要はない、
という事です。

 

おそらく「ユーチューブ集客」で集まってくるお客さんは、
「ユーチューブから集客したい」と思っている状態ですけど、
そこからうまく

「人間として成長することが大事」
「心の声をまずは聞くことが大事」
「心の声を受け入れる事が大事」

という風に場所を移動させてあげる事が大事になってきます。

 

じゃないと、結局流行りのものに囚われて、
今はユーチューブで集客できたとしても、
飽和してきたりユーチューブのプラットフォーム側の規約変更とかで、
今まで出来ていた事が出来なくなった途端にアタフタして集客できなくなってしまい、
今度は他の集客法に飛びついて、
という事を繰り返す人生になるわけです。

 

それじゃ、とてもじゃないですけど、
ビジネスは安定しません。

 

実はこの人達に本当に必要なのは「人間としての成長」だったり、
違う言い方をすれば「ビジネスのステージをあげる事」が必要だったりします。
これは、「視点をより高い次元にあげる」という風にも言えます。

 

そうすると、ユーチューブだけからしか集客していなかったのが、
フェイスブックを使って集客することを考えたり、
もっと言えば、既存客と長い付き合いをすることに焦点当てられるようになり、
そうしたらユーチューブから集客する必要すら無くなる、
みたいな事を考えられるようになるわけです。

 

これが「ビジネスのステージをあげる」という事であり、
「人間力アップ」という事です。

 

あくまでユーチューブ集客は「題材」であり、
本当にしたいことは「お客さんの人間としての成長」だと思えば、
ユーチューブ集客セミナーでこれだけたくさんの人に集まって貰えるなら、
それだけの人の成長にダイレクトで関われるという事ですから、
物凄く光栄な事だと思いませんか?

 

という感じの事を今日伝えたんですね。

 

上記のやり取りから、
なぜ僕が「教育的要素を全てのビジネスに取り入れたい」と思っているか、
少しは感じ取って頂けましたでしょうか?

 

このような現場の事例をご紹介したほうが、
より理解度が深まると思いお伝えしましたのが、
ぜひご自身のビジネスにも当てはめて考えてみてくださいね。

 

それでは、ありがとうございました!

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